アルファードハイブリッド車とガソリン車の違いを動力性能、走行安定性、燃費などについて説明させていただきます。
目次
動力性能
アルファードのハイブリッド車とガソリン車はどちらも2400ccのエンジンですが、
性格は大きく違っています。
エンジン | 最高出力 | 最大トルク | |
---|---|---|---|
ガソリン車 | 2AZ-FE型 | 170ps(125kW)/6000rpm | 22.8kgm(224Nm)/4000rpm |
ハイブリッド車 | 2AZ-FXE型 | 150ps(110kW)/6000rpm | 19.4kgm(190Nm)/4000rpm |
ガソリン車のエンジンは2AZ-FE型で、トルク性能に優れるロングストローク型のエンジンです。
これは、アルファードの2トン前後の車重を考えると妥当な選択と思えるスペックです。
一方、ハイブリッド車のエンジンは2AZ-FXE型ですが、これは2AZ-FE型をハイブリッドカー向けにアトキンソンサイクル(※)化されたものです。
※ アトキンソンサイクル
エンジンの熱エネルギーを最大限利用する仕組なのですが、デメリットとしてはトルクや最大出力が犠牲になるという面があります。
しかし、ハイブリッド車の動力性能はエンジンだけでは語れません。
ガソリン車に比べて控えめなスペックとなっていますが、それには理由があります。
アルファードハイブリッドには強力なモーターが装備されているからです。
前輪 | 後輪 | |
---|---|---|
最高出力 | 43ps(105Nm) | 68ps(50Nm) |
最大トルク | 27.5kgm(270Nm) | 13.3kgm(130Nm) |
常時ではありませんが、このパワーアシストを受けるわけですから、ハイブリッド車の走行性能は高く、2400ccモデルと3500ccモデルの中間くらいの性能を有すると言われています。
走行安定性
アルファードの駆動方式はFFと4WDを選ぶことができますが、ハイブリッド車はすべてE-fourという4WDシステムを備えています。
駆動方式 | |
---|---|
ガソリン車 | FF又は4WDを選択 |
ハイブリッド車 | 4WD(E-four) |
このため、滑りやすい路面での発進性や走行安定性を確保しています。
ガソリン車の4WDモデルを選んだ場合には、アクティブトルクコントロール4WDといって、4WDオートモードでは車両の状態に合わせた最適な駆動力を後輪へ配分するシステムが装備されています。
ハイブリッド車と比べてエンジンの力を適切に後輪に伝えることができる
(ハイブリッド車はモーター駆動)というメリットがあります。
燃費
アルファードのガソリン車とハイブリッド車の一番大きな違いは燃費です。
カタログデータをJC08モード燃費で比較してみたいと思います。
燃費 | |
---|---|
ガソリン車 | 10.4km/L ~ 11.6km/L |
ハイブリッド車 | 16.4km/L ~ 17.0km/L |
このように比較してみると、その差は極めて大きく、約6km/Lほど燃費に差がついています。
このクラスでもハイブリッドの効果が大きいことがわかります。
アルファードのハイブリッド車は、ガソリン車に比べて、同じ排気量であれば動力性能が高く、FF車と比較すると滑りやすい路面でも安定した走行が可能です。
また、ガソリン車に比べて圧倒的に低燃費ですから、多少の価格差はあっても検討する必要はあるようですね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
30系アルファードの発売開始から8年、2023年6月21日に40系アルファードへのフルモデルチェンジが発表されました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されることでしょう。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
>> 目次ページに戻る