アルファード20系は既に販売されていませんが、中古車市場ではまだまだ現役で、球数豊富で選び放題です。
また、20系アルファードはカスタムパーツも豊富です。
この記事では、カスタムパーツの選び方とカスタマイズ方法としてシートカバー・バンパー・テールランプのカスタムパーツをご紹介します。
カスタムパーツの選び方
アルファード20系はもちろんそのまま乗ってもいいのですが、カスタム化して自分だけのアルファードにする楽しみもあります。
アルファード20系のカスタムパーツについて説明させて頂きます。
カスタム化本来の目的
(1)カスタム化の目的
車のカスタムというのは、もともと空力特性や走行性能のアップを狙ったもので、具体的にはエアロパーツを装備することで実現します。
(2)主なエアロパーツと目的
【フロントスポイラー】
フロントスポイラーは車の下側への空気の流入を防いで揚力を抑えるパーツです。
【リアスポイラー】
リアスポイラーは飛行機の翼を裏返した構造をしており、車体を地面に押し付ける役割を果たすパーツです。
【サイドステップ】
サイドステップやエアロガーニッシュも気流を調整する役割を持ったパーツです。
しかし、こうしたエアロパーツの効果が出るのは時速150キロ以上とも言われています。
だから、通常走行における本来の効果はほとんど見込めないといっていいようです。
レーシングカーでない限り、車のカスタム化はドレスアップを目的に行っているのが現状です。
それでは、アルファード20系のカスタム化とカスタムパーツについて見ていきます。
アルファード20系のカスタム化
アルファード20系のカスタム化についても、空力特性や走行性能の向上といったカスタムパーツ本来の目的では使われていません。
しかし、ドレスアップという面ではエアロパーツの効果は大きいものがありますので、カスタム化の主流はドレスアップと言えます。
今ではカスタマイズといえば、どちらかというと、カッコよさや自分のアイデンティティーを求めるために行うものになってきたようです。
アルファードは、そのまま乗って十分スタイリッシュです。
しかし、カスタマイズすることによってその外観に磨きがかかり、自分だけのオリジナルなアルファードにすることができます。
アルファードはもともとの外観からカスタム化によりより精悍さが増すため、現行の20系についても、数多くのカスタムパーツが提供されています。
アルファード20系のカスタムパーツの選び方
アルファード20系のカスタムパーツは多数供給されていますが実際にカスタム化を行う際は次のことを検討することが重要です。
- どこをカスタマイズするのか
- 予算はどれ位か
というところを決めることががポイントです。
(大きな効果を得たい場合)
費用をかけても大きな効果を得たいということなら、純正のエアロをすべて交換するといいでしょう。
(費用対効果重視の場合)
小さな費用でコストパーバリューを考えるのならフロントグリルの交換だけでも印象はずいぶん違ってきます。
カスタマイズの対象となるパーツは次のようなパーツが対象となります。
- フロントグリル
- エアロガーニッシュ
- ヘッドライト
- フォグランプ
など。
例えば、テールランプをカスタマイズを考えてみましょう。
テールランプをカスタマイズすると後続車から常時確認できまるため目立ちます。
目立たければ、これが一番かもしれませんね。
車のオーナーとしては、一番長く目にするのが社内です。
自己満足という意味でも、シートそのものやシートカバーを交換するだけでも室内の雰囲気を変えることが出来ます。
足回りのカスタマイズはどうでしょうか?
サスペンションを交換して車高を低くしたり、ホールのインチアップなど足回りをいじると、
走行性能にも影響(良くなるとは限らない)するだけでなく、見た目も大きく変わってきますので、注目も増すことでしょう。
このように、アルファード20系のカスタマイズをするのなら、まずどこをカスタマイズするのかを決めて、カスタムパーツをさがすといいでしょう。
アルファード20系後期のカスタムパーツについて
アルファード20系後期カスタマイズパーツとしては様々なパーツが提供されていますが、その主なものについて説明させて頂きます。
フロントグリル
純正のフロントグリルの交換用パーツとして提供されています。
ある程度の工具とスキルがあればDIYが可能で、比較的低コストでフロントの印象が大きく変わってくるので、低予算でカスタマイズしたい方に向いています。
DIYには↓のようなDVDも発売されています。
テールランプ
純正のテールランプの交換用パーツとして提供されています。
後続車から常時視認されますし、デザインや発光の仕方など様々なタイプがありますので、満足度の高いパーツです。
ただ、LED化などの場合には電気系統のトラブルが発生する可能性に注意する必要があります。
バンパー
バンパーごと交換する場合と、バンパーの下部にリップスポイラーと呼ばれるものをつける場合があります。
バンパーごと交換するタイプは純正バンパーに制約されないので、オリジナリティのあるフォルムを獲得することができますが、それなりに高価です。
また、車検が通るかどうかの確認も必要ですし、将来のことを考えれば、純正バンパーの保管スペースも必要です。
シートカバー
アルファードの廉価モデルはレザーシートではないので、この場合は安い価格でレザーシートのような見栄えを獲得することができます。
高価なシートカバーの中にはオリジナリティのあるものもありますが、アルファードのハイエンドモデルではせっかくのレザーシートの魅力が半減する可能性もあります。
アルミホイール
アルファードの純正ホイ-ルは16インチか17インチですが、これを18インチ、19インチにインチアップするのは純正部品でも可能ですし、21インチくらいまではインチアップ可能です。
見た目の効果は大きいのですが、過度なインチアップは乗り心地や燃費に大きく影響する可能性があります。
このように、アルファード20系後期にはいろんなカスタムパーツがありますので、予算と目的に応じてどのパーツをカスタマイズするかを決めるといいでしょう。
ここでは、アルファード20系後期のカスタムパーツを簡単にご紹介しましたので、次は上記でご紹介した中から「シートカバー」「テールランプ」「バンパー」について詳しく見てみましょう。
シートカバー・テールランプ・バンパーのカスタマイズ
シートカバーのカスタマイズ
アルファード20系後期のシートカバーによるカスタマイズについて、その効果や具体的なカスタムパーツについて説明させて頂きます。
シートカバーによるカスタマイズのメリット
アルファード20系後期にはいくつかのグレードがあります。
アルファードクラスの車種になると、基本的な機能はどのグレードでも大きな違いはなく、内装、特にシートがレザーかどうかで大きな価格差になっています。
シートカバーによるカスタマイズのメリットは次の2つが挙げられます。
(1)安価でレザーシートのような雰囲気を手に入れることができる
通常のレザーシートと違って、独特のデザインのシートカバーも提供されていますので、純正にはない室内の雰囲気を演出することも可能です。
(2)高価なアルファードのレザーシートの損傷を防ぐ効果がある
これは好みによるところですが、最高級モデルのシートはレザーシートとなっています。
しかし、小さなお子さんがいる場合などは、レザーシートの損傷が気になるところです。
その際、子供さんがある程度の年齢になるまでは、シートカバーでレザーシートを守ることができます。
見た目は本物のレザーシートと遜色ないので、シートの損傷が気になる方は考えてみては如何でしょうか?
シートカバーのカスタマイズのデメリット
シートカバーのカスタマイズのデメリットは基本的にはありません。
強いてあげるなら、Lパッケージや、プレレミアムシートパッケージの上質なレザーシートの肌触りを味わえなくなるということくらいです。
このため、高級グレードをシートカバーでカスタマイズする場合は、メリット、デメリットを考えたほうがいいかもしれません。
具体的なカスタムパーツ
カスタマイズ用のシートカバーは豊富に提供されています。
大多数はレザーシートのような雰囲気を醸し出すものですが、独特のデザインのものも見受けられます。
例えば、次のカバーは、キルティングデザインのシートですが、スポーティーな感じを出すためにパンチングレザーMIXされています。
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◆トヨタ・アルファード 年式:H20/5~H27/1 ANH20W/ANH25W/GGH20W/GGH25W◆シートカバー キル… |
また、次のカバーのように刺繍が入ったたものもあります。
アルファード20系のシートカバーによるカスタマイズで、ワンクラス上の高級感を狙うのもいいですし、他にない独自の車内を演出するのも悪くないかもしれませんね。
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テールランプのカスタマイズ
アルファード20系後期のテールランプのカスタマイズについて、その効果や具体的なカスタムパーツについて説明させて頂きます。
テールランプのカスタマイズのメリット
アルファード20系後期のテールランプのカスタマイズの主流はLED化です。
そのメリットは、機能面でいえば、通常のバルブと比べて、消費電力が少なく、寿命が長いことです。
しかし、これはカスタマイズの本来のメリットではありません。
LED化の本当のメリットは次の3つがあげられます。
- 発光が美しいこと
- 複数のLEDを使用できるため様々なデザインが楽しめること
- 点灯のレスポンスが速いこと
さらに、テールランプのレンズをクリアレンズ化することにより、テールのイメージを一新することができます。
特に、テールランプは後続車から常時視認することができるので、カスタマイズの満足感が高いパーツといえます。
テールランプのカスタマイズのデメリット
ただ、テールランプのLED化にもデメリットはあります。
(1)後続車が迷惑
LEDそのものの効率が良く、指向性も強いため、後続車のドライバーにとってまぶしい場合があることです。
(2)異常発生の恐れ
これもLEDの消費電力が低いことに起因するのですが、
- ウインカーの点滅速度が速くなったり
- 異常警告灯が点灯したり
最悪の場合は電気系統に損傷が生ずる場合もあります。
このため、よほどのスキルが無い限りは、信頼できるショップに施工をお願いしたほうが良いようです。
具体的なカスタムパーツ
テールランプのカスタマイズについては、様々なパーツが供給されています。
大きく分けると2つのタイプに分けられます。
- 既存のバルブを外して付け替えるタイプのものと
-
テールランプユニットごと交換するもの
既存のバルブを交換するタイプはコストは安いのですが、外観からLED化がわかりづらいのと、特にブレーキランプの消費電力が下がることによるトラブルが多いようです。
テールランプユニットごと交換する場合はクリアレンズなどによって外観が大きく変わるというメリットはありますが、コストもそれなりにかかります。
アルファード20系テールランプのカスタム化は、提供されているパーツは豊富ですが、信頼できるショップでよく相談して選ぶと良いようですね。
>>> 「アルファード20系後期テールランプ」一覧メニューはこちらから
バンパーのカスタマイズ
アルファード20系後期のバンパーのカスタマイズについて、その効果や具体的なカスタムの方法について説明させて頂きます。
アルファード20系後期のバンパーのカスタマイズのメリット
バンパーのカスタマイズはカスタムの王道です。
その本来的なメリットは空力特性の改善です。
フロントスポイラーで揚力の発生を防ぎ、
リアスポイラーで車体を地面に押し付けるダウンフォースを獲得します。
サイドステップによって車体横からの空気の流入を防ぎますし、
エアロガーニッシュで気流を調整することができます。
しかし、これは通常走行では不可能なほどの高速走行時の話ですから、一番のメリットは車体のドレスアップです。
そらなりのコストはかかりますが、外観も大きく変えることが可能で、その効果は大きいものがあります。
バンパーのカスタマイズの方法
バンパーのカスタマイズには大きく分けて、2つの方法があります。
(1)チンスポイラーを取り付ける場合
バンパーの下部にリップスポイラーあるいはチンスポイラーと呼ばれるものをつける方法は比較的低コストで実現できます。
(2)バンパーごと交換する場合
バンパーごと交換する場合は、純正バンパーの形状に制約されないので、よりスタイリッシュな外観を実現することができますが、もちろん高価です。
こうしたカスタマイズは、トヨタを経由してTRDやモデリスタからも提供されていますが、その他のメーカーからもユニークな製品が提供されていますので、興味がございましたら覗いてみてください。
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バンパーのカスタマイズで注意する点
バンパーのカスタマイズで注意しなければならないのは、純正やTRDやモデリスタ以外の場合、車検に適合するかどうかです。
取り付ける前に車検に適合するかだけは確認しておく必要があります。
また、純正のバンパーを交換した場合、下取り査定でマイナス材料になる場合もありますから、
できれば純正バンパーは保管しておいたほうがいいようです。
アルファード20系のバンパーのカスタマイズは効果絶大です。
自分だけのアルファードを作るには欠かせないところですので、ぜひ挑戦してみたいところですね。
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