次期新型アルファードへの関心が徐々に高まってきています。
現行型アルファードは30系ですので、次のフルモデルチェンジの時には40系アルファードが誕生することになるはずです。
30系アルファードは2015年に誕生し、2017年12月にマイナーチェンジが発表され、翌年1月から実施されました。
アルファードのこれまでのモデルチェンジ間隔(6年)からの予測は、2018年1月が有力でした。
しかし、トヨタ自動車の「2017年度中に安全装備を全車に標準装備する」と言う方針のもと、ほんの少しですがマイナーチェンジが少しだけ前倒しされました。
そして、2017年の年末にマイナーチェンジが発表されたのです。
すでにマイナーチェンジからも4年2ヶ月が経過したこともあり、次のフルモデルチェンジ目前に迫ってきています。
この記事では、2022最新情報として次期アルファード40系へのフルモデルチェンジをチェックし、延期されるのか、それとも予定通りなのかもチェックしてきたいと思います。
目次
新型アルファードに関するトヨタ社の動向
車に関しては、新しい情報がその都度発表されますが、アルファードも例外ではありません。
特にアルファードは大人気車種なので新しい情報に関心を持っている人がたくさんいます。
トヨタ車としては、このようなアルファードに関心を持っておられる方に向けて、何か新しい情報があると発表するわけです。
ただ、マイナーチェンジやフルモデルチェンジに関しては、トヨタ社から正式に発表されなくても各メーカーのトレンドを追うことでも、動向を掴むことは出来ます。
この章では、次期新型アルファードに向けての動向をまとめて見ましょう。
- アルファードの販売店が専売から併売へ
- 共通プラットフォーム
- デザインの共通化
アルファードの販売店が専売から併売へ
モデルチェンジとは直接関係ありませんがトヨタでは2019年4月1日の販売チャネル制度を廃止しました。
これに伴い、2020年5月からトヨペット店販売のアルファードはネッツ店販売の姉妹車ヴェルファイアとともに全てのトヨタ車両販売店取り扱うことになりました。
こうした動向に伴い、アルファードに統合されるというヴェルファイアがどうなるかは不明ですが、すでにアルファードのひとつのグレードのような状況になってきています。
実際には具体的にどのようになるのかは明らかにされていませんので今後徐々に分かってくるものと思われますので、新しい情報が入り次第追記させていただきます。
共通プラットフォーム
プラットフォームといえば、初代アルファード(10系)誕生時はエスティマのプラットフォームが使われていました。
アルファードの前進であるグランドハイエースやグランビアはFRベースでした。
だから、最上級ミニバンであるアルファードにFFベースのエスティマのプラットフォームが採用されていることに疑念を抱く意見も目立ちました。
2代目アルファード(20系)の後期モデルからはアルベル専用プラットフォームが採用されました。
ただ、現在はトヨタ社だけでなく、各メーカーでは車種間での共通化が進められています。
具体的には、デザインであったりフレームであったりです。
トヨタ車で言えば「TNGAプラットフォーム」が該当するでしょう。
「TNGAプラットフォーム」は現行プリウスの登場の時に注目されたので目にされた方も多いと思います。
また、最近では特に生産コストを抑えるためにも以前にも増してモジュール化が進められています。
「トヨタセーフティセンスP」もその一つですね。
特定の車種に限定されたものではなく、パッケージとして一つのものを複数の車種間で共有しようというものです。
デザインの共通化
またデザインについても、共通化が進められています。
アルファードに関しては、 30系アルファード最大の特徴が攻撃的で迫力のあるフロントグリルです。
引用元:https://toyota.jp/alphard/gallery/?padid=from_alphard_top_navi-menu_gallery
このフロントグリルが強調されたデザインですが、現在ではクラウンやノアにも採用されています。
引用元:https://toyota.jp/noah/gallery/?padid=from_noah_top_navi-menu_gallery
引用元:https://toyota.jp/crown/gallery/?padid=from_crown_top_navi-menu_gallery
マツダ車については、ほとんどの車中でデザインが共有化されており、ひと目見ただけでマツダ車と分かるような特色を持つデザインになっています。
最近であれば、三菱のデリカが大規模マイナーチェンジを実施しましたが、その後に発表のEKクロスにもデリカとほぼ同じフロントマスク採用のモデルが追加されましたね。
このような各社の動向からも、次期アルファードに関してもこれから登場する、あるいは最近登場したトヨタ車の動向を見れば、ある程度の予測は立てられると考えています。
ここからは、 それぞれの項目についてこれまで雑誌などで発表されている内容をもとに次期新型アルファードの予測をしてみたいと思います。
次期新型アルファード(40系)予想
フルモデルチェンジで注目されるのは、やはり次の6点ですね。
- エクステリア
- インテリア
- 燃費
- 動力性能
- 安全性能
- 価格
それぞれの項目について見ていきますが、中でも気になるのは、やはり目に見えるエクステリアとインテリアだと思いますが、それぞれについて見ていきましょう。
エクステリア
現在のところエクステリアについては、現行モデルを踏襲するという情報が寄せられていましたが、最新情報によるとこんな感じみたいです。
引用元:https://bestcarweb.jp/news/scoop/346858
デザインは変わっていますが、押し出し感の強いフロントグリルという基本コンセプトは変わらないようですね。
ただ一部の情報ではヴェルファイアが車種としてはなくなり、アルファードのひとつのグレードとして残るという情報もあります。
また、ヴェルファイアのターゲット層が 「マイルドヤンキー」だったということもあり、エアロモデルにヴェルファイアの名称が付けられるのではないかという噂もあります。
エクステリアに関しては、現行モデルが好評だということもあり極端に変わるということはなさそうですね。
インテリア
インテリアに関しては、現在のところこれといった情報は寄せられていません。
アルファード自体がトヨタの中で最高級ミニバンに該当しますので、トヨタの高級車の代名詞であるレクサスの要素が投入されることは十分に考えられます。
動力性能
新型アルファードの動力性能というかパワーユニットは大きく変わりそうです。
ダウンサイジングターボ
動力性能に関しては、トレンドも検討要素の中に加える必要があると考えています。
例えば、現在のトヨタ車でターボ車がラインナップされている車種にはクラウン、ハリアーや、レクサスブランドのIS、NX、RXがあります。
ターボ車といっても、20年前のパワーを求めたターボ車ではありません。
ホンダ社のステップワゴンに投入されて注目された、「ダウンサイジングターボ」というタイプのターボ車です。
ダウンサイジングターボを採用する場合、 排気量を小さくすることで失うパワーをターボチャージャーで補いつつ燃費は悪化させないところに特徴があります。
現実味という面では、すでにダウンサイジングターボエンジンは車重が2トンを超えるレクサスRX200Tに搭載されています。
こうした流れで次期アルファードでは圧倒的トルクの3.5LV6が消滅し、新型レクサスNXに搭載されている2.4L直4ターボ(280ps/43.8kgm)が搭載されることになります。
V6が廃止される理由等については、「アルファードV6が廃止!次期アルファード(40系)ではどうなる?」をお読みください。
直列4気筒2.5L直噴エンジン
30系アルファードのエンジンには、2.5リッターエンジンと3.5リッターエンジンが 搭載されており、2.5リッターエンジンには、ガソリンとハイブリッドが用意されています。
2.5リッターに関してはハイブリッドに人気が集まっていますね。
そこで、次期アルファードの2.5リッターエンジンについてですが、 新開発の「直列4気筒2.5L直噴エンジン」が搭載されると考えられています。
このエンジンはTNGAによる見直しで開発されたダイナミックフォースエンジンです。
2.5リッターのガソリンエンジンとハイブリッドエンジンが対象となり、熱効率は従来比で約40%向上を実現しているエンジンです。
搭載エンジンはA25A-FXS型とされています。
今後、トヨタ車の2.5リッター車にはこの新開発エンジンが導入されることが考えられますので、エンジンパワーだけでなく燃費についても大幅な向上が期待できます。
PHV(プラグインハイブリッド)
トヨタ車の中には、プリウスにプラグインハイブリッド車(プリウスPHV)がラインナップされています。
電気自動車への取り組みが遅れていると言われているトヨタ車ですが、現在は相当力を入れて開発しているようです。
将来的にはアルファードにもPHVモデルが登場するかもしれませんが、少なくとも次期モデルである40系アルファードにはラインナップされないのではないでしょうか。
燃費
次期アルファードである40系に期待する性能アップの要素のひとつに燃費があります。
10系や20系アルファードと比べると30系アルファードでは随分と燃費も向上しました。
2トンを超える車重のアルファード・ヴェルファイアの中でも2.5リッターモデルについては、カタログ値ながらリッターあたり10km/L以上(10.4km/L~12.8km/L)です。
ハイブリッド車については18km/L以上(18.4km/L~19.4km/L)の燃費を実現しているのです。
トヨタ自動車としては少なくとも現行燃費よりも10%は燃費を向上させてくると考えられます。
安全装備
安全装備についてはアルファードには2017年のマイナーチェンジで搭載された「トヨタセーフティセンスP」があります。
しかし、自動運転技術が急速に進化する中でより高い安全技術が求められます。
40系アルファード誕生時に全く変化がないということは考えられないのでさらなる進化は間違いないでしょう。
価格
車両本体価格についてですが、飛び抜けて大きな値上げはしないと思います。
しかし、年々安全技術が登場する昨今、これまでの実績や他車種、またライバルメーカーを見ても20万円から30万円は値上げされると予想されます。
次期アルファード(40系)へのフルモデルチェンジは延期?予定通り?
次期アルファード(40系)の発売日について予想する上で参考になるのが、これまで(10系~30系)のモデルチェンジ間隔です。
アルファードに関しても10系誕生からマイナーチェンジを経てフルモデルチェンジが実施されています。
そこで、まずはアルファードのこれまでのマイナーチェンジを含めてモデルチェンジ間隔を確認してみましょう。時系列でいうと次のような変遷をたどっています。
10系アルファード誕生(2002年5月)
↓(2年11ヶ月)
10系アルファードマイナーチェンジ(2005年4月)
↓(3年1ヶ月)
20系アルファード誕生(2008年5月)
↓(3年4ヶ月)
20系アルファードマイナーチェンジ(20011年9月)
↓(3年4ヶ月)
30系アルファード誕生(2015年1月)
↓(2年11ヶ月)
30系アルファードマイナーチェンジ(20017年12月)
このように時系列でアルファードのモデルチェンジ間隔を見てみると、およそ3年から3年半でモデルチェンジが実施されているのがわかります。
直近の30アルファードのビッグマイナーチェンジが実施されたのが20017年12月です。
これを考えると、当ブログでは40系アルファード誕生を「2020年12月~2021年5月」が有力と予想していました。
しかし、「アルファードのフルモデルチェンジが延期で2023年説の理由は?待つべきか買うべきか?」にあるように2022年といわれ。2023年説まで流れていました。
これだと、これまでのアルファードのモデルチェンジ周期からしたら30系に移行してから8年と非常に長いモデルチェンジ周期になります。
そして、近年のコロナ禍や半導体の品不足もありましたが、現状ではこれ以上遅れることはなく、2022年末に発表され、翌年1月には発売されそうです。
いよいよ待ちに待った40系アルファードの誕生が本当に近づいているようですね。
まとめ
現行型アルファードである30系から新型アルファードとなる40系アルファードへのモデルチェンジについてお伝えしました。
40系アルファードへのモデルチェンジ時に採用されるであろう進化についてエクステリア、インテリア、動力性能、安全性能などについて根拠をご紹介しました。
そして、当初予想より遅くなり延期も噂れている40系へのモデルチェンジ時期についても2022年最新情報としてお伝えしてきました。
これからあと1年弱、様々なアルファードのモデルチェンジに関する情報が発表されると思いますので、新しい情報が発表され次第追記・加筆修正させていただきます。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
現行の30系アルファードが発売開始されたのは2015年。
30系アルファードも既に発売から6年が経過していますのでいつフルモデルチェンジが実施されても不思議ではない時期となっています。
最近になって次期アルファードである40系の情報が流れ始めていますね。
とはいっても30系の人気は落ちません。
値引きの方はモデル末期ということもあり値引きも随分と緩んでいますが、更に大幅にアルファードを購入する方法があるのをご存知でしょうか。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので一度目を通して見てください。
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