アルファードは大人数の家族にぴったりの車です。
当然、小さいお子さんが乗ることも想定されますので、チャイルドシート取り付け用のISOFIX金具が装着されているのか、どこに付いているのかが重要です。
また、対応チャイルドシートの有無や、あるとすればその付け方についても情報が必要です。
ここではまず、アルファードのISOFIX金具はどこにあるのかを確認します。
そして、対応チャイルドシートやその付け方についてもチェックしておきます。
目次
アルファードのISOFIX金具はどこにあるのか?
ここでは、ISOFIX金具について概要を説明したうえで、現行アルファードではISOFIX金具はどこにあるのかを確認します。
- ISOFIX金具とは
- アルファードのISOFIX金具はいつから付いている?
- アルファードのISOFIX金具の場所は?
- アルファードのISOFIX金具はなぜ3列目に付いていない?
ISOFIX金具とは
日本では、2000年4月1日に道路交通法が改正され、6歳未満の幼児を自動車に乗車させる場合にチャイルドシート着用が義務付けられました。
もしこれに違反したら反則金はないものの、反則点が1点付加されますが、それ以前にお子さんを危険にさらすことになります。
ただ、チャイルドシートというものは取り付けが面倒なうえに、きちんと装着しないと安全が確保できず、むしろ危険な可能性すらあります。
そこで重要になってくるのが、この記事のテーマである「ISOFIX金具」の装備であり、「ISOFIX対応車」であることです。
引用元:https://clicccar.com/2020/01/27/939904/
従来のシートベルトはベルト固定式でシートベルトで固定していました。
これに対し、ISOFIX方式はチャイルドシートの下部を固定するロアアンカーと、上部を固定するデザートップアンカーで確実に装着します。
この方式をとることによって、簡単に着脱できますし、シートベルトはベルト固定式に比べ確実に固定できるので、安全性の上でも言うことはありません。
ということで、最近の車では「ISOFIX金具」が装着されるようになってきているのです。
アルファードのISOFIX金具はいつから付いている?
ISOFIX金具の取り付けは2012年7月以降発売の新車に義務付けられました。
となるとアルファードも2代目(20系)くらいからISOFIX金具が付いていかと思いましたが、とんでもありませんでした。
アルファードの場合は2002年の誕生直後からISOFIX金具は付いていました。
義務付けはともかく、ISOFIX金具装着義務化の方向は早くから決まっており、2005年には保安基準改正に向けてのパブリックコメントまで実施されていたのです。
ただ、初代(10系)はサイドリフトアップシート装着車は運転席側の2列目だけの1か所の設定で、それ以外が2か所でした。
これも2代目(20系)からは今のように2列目左右席に設置されるようになったのです。
何しろ保安基準上は「ISOFIX 取付装置を 2 個以上」ですからね。
アルファードのISOFIX金具の場所は?
現行(30系)アルファードでISOFIX金具が付いているシートは2列目シートで、8人乗りの真ん中のシートには付いていません。
引用元:https://manual.toyota.jp/pdf/alphard/alphard_202106.pdf
また、シートにおけるロアアンカーと、デザートップアンカーの位置は以下のとおりです。
引用元:https://manual.toyota.jp/pdf/alphard/alphard_202106.pdf
アルファードのISOFIX金具はなぜ3列目に付いていない?
アルファードにISOFIX金具は付いていますが2か所だけです。
子だくさんで、生まれた間隔が短い方、あるいは他の奥さんと一緒にお出掛けする場合はチャイルドシートを3個、あるいは4個付けられるといいと思うはずです。
アルファードの場合3列目シートもチャイルドシート設置適性はあるので、シートベルトで付けてもよさそうなものですが、それは違うと思います。
それでは確実な装着で安全を確保というISOFIX金具の理念を損なうことになるのです。
3列目シートにISOFIXに金具がついている国産車は無い
アルファードの3列目にISOFIX金具が付いていない理由は割と簡単です。
国産車で3列目シートにISOFIX金具がついている車はありません。
また、2列目シートが3人掛けの場合は中央のシートにISOFIX金具がついている車もありません。
ISOFIX金具を装着する場所の強度など面倒ことはあるのかもしれませんが、素人目には簡単にできそうに思うのです。
ISOFIX導入時の対応はあんなに早かったのに、こんなところで横並びは残念ですね。
3列目シートにISOFIXに金具がついている輸入車は結構ある
輸入車の場合はフォルクスワーゲンの「ゴルフトゥーラン」「シャラン」は3列目シート2か所にISOFIXに金具が付いています。
それどころか、2列目の中央席にも付いているのです。
アウディの「Q7」にしたって同じです。
ミニバンの3列目シートが危険だとか、強度が足りないとか理由があるのかもしれませんが、これを見ると絶対にできない理由はないはずですけどね。
そもそも、保安基準のどこを見ても3列目に付けていけないなんて記載はありませんし、「2個以上」ですからね。
アルファードのISOFIX対応チャイルドシートやその付け方
アルファ―ドはISOFIX対応ということはわかりましたので、対応チャイルドシートとその付け方をチェックしておきましょう。
- アルファードのISOFIX対応チャイルドシート
- アルファードのISOFIX対応チャイルドシートの付け方
アルファードのISOFIX対応チャイルドシート
アルファードのISOFIX対応チャイルドシートは純正オプションで提供されています。
トヨタ純正での価格は税込み85,800円、通販でも税送料込み同価格です。
これは、ベビー、チャイルド兼用というのがいいいのですが、純正品でなくてもよければ、もう少し安いものもみつかると思います。
アルファードのISOFIX対応チャイルドシートの付け方
アルファードのISOFIX対応チャイルドシートの付け方は以下のとおりです。
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金具をしっかりと固定することと、デザーベルトにゆるみが無いようにすることがポイントです。
これでも、シートベルト固定式に比べればずっと簡単ですし、確実なのです。
これがいかに簡単かは、この動画を見ればご理解いただけると思います。
まとめ
アルファードはISOFIX金具が付いているので、チャイルドシート装着は簡単ですし安全です。
残念ながらISOFIX金具が付いているシートは2つしかありませんが、通常はこんなものですし、他のシートは仕方が無いのでシートベルト固定式を使えばいいのです。
ただ、ISOFIX対応シートベルトもきちんと装着してこそ安全性が確保できますから、チェックポイントはしっかり確認して、確実に装着しましょう。
中古車アルファードを希望条件・最安で購入する方法
新型アルファード(40系)の発売が開始されて半年が経過しましたが注文殺到で受注中止になるなど人気は継続しており値引きはあまり期待できない状態です。
しかし、旧型となった30系アルファードはもちろん、まだまだ10系、20系アルファードもよく目にします。特に20系は市場での流通数は多く価格も随分こなれてきました。
特にカスタマイズのベース車として購入される方が多いのもアルファードの特徴です。
30系については高値で下取りされているようですので、中古車販売店での値付けも必然的に高く設定されることでしょう。
今回は、このような状態であっても、希望する条件でしかも最安で購入する方法を下記の記事にまとめました。
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是非一度確認してみてください。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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