アルファードのフルモデルチェンジまであとわずかになってきました。
どんなスタイリングなのだろうかとか、スペックはどうなるのだろうかとか気になることは山ほどあります。
しかし、一番気になるのはこのモデルチェンジで価格がどうなるかです。
ここでは、アルファードのフルモデルチェンジでの値上がり幅はどうなるのかを、直近にモデルチェンジした車を参考に考えていきます。
また、いろんな情報も踏まえて、40系の値段は30系と較べてどうなるのかを占ってみましょう。
目次
直近のモデルチェンジでの値上がりはどう?
まず、アルファードに先行してモデルチェンジした車の値上がり状況です。
- プリウスの値上がり幅は14~15%
- ノアの値上がり幅は5~8%程度
- セレナの値上がり幅は7%前後
プリウスの値上がり幅は14~15%
まず、2023年1月10日にフルモデルチェンジしたプリウスです。
「U」「G」「Z」の3グレードですが唯一1.8Lの「U」はKINTO専用仕様です。
2WDでみると「G」が3,200,000円で、先代の「S」に該当するとすれば2,731,000円、「A」でも3,004,000円でしたからかなりの値上げです。
「Z」は3,700,000円で、「Aプレミアム」の3,248,000円と比べると45万円、14%のアップです。
「Z」にPHEVが登場しましたが4,600,000円、先代では「Aプレミアム」が4,010,000円ですから59万円、15%アップです。
ざっくり言って14~15%のアップなのでしょうか。
「G」以上は排気量が2Lにアップして性能も大幅向上したので仕方ないのでしょうか。
ノアの値上がり幅は5~8%程度
ノアは2022年1月13日にモデルチェンジしました。
2WDで最高値は「S-Z」で3,320,000円、先代の「G」2,855,600円と比べると、36万円、16%アップです。
最安値の「X」は2,670,000円で、先代の2,556,400円より11万円、4.5%アップです。
「S-G」は3,040,000円で、先代の「Si」の2,813,800円より13万円、8.0%アップです。
当時はウクライナ問題が始まる前、まだインフレ模様では無かったので、それほど大きな値上げではありませんでした。
セレナの値上がり幅は7%前後
直近のミニバンで見ると、日産のセレナは2022年12月22日にガソリン車が先行してモデルチェンジしています。
これもガソリン車の2WDではハイウェイスターVが3,070,100円から3,269,200円に20万円、6.9%アップです。
また、Xは2,576,200円から2,768,700円に19万円、7.4%アップです。
40系の値段は30系と較べてどうなる?
では、アルファード40系の値段は30系と較べてどうなるのでしょうか。
- 最近の値上がりの傾向を考えると
- 40系の価格がどうなるか占ってみる
最近の値上がりの傾向を考えると
トヨタの値上げ動向やセレナの情勢を考えると、少なくともセレナ並みの7%は値上がりするはずです。
ただ、セレナの場合はプラットフォームも含めてほとんどの機構をテイクオーバーしています。
新型アルファードはプラットフォームもエンジンも一新し、新たに2.4Lターボまで投入してきます。
それを考えるとプリウスの14~15%の値上がりの方が参考になるのかもしれません。
40系の価格がどうなるか占ってみる(予測)
まず、最安値(現在は「X」の4WDで3,597,000円)は販売戦略上400万円未満に抑えてくるはずです。
最高値のエグゼクティブラウンジ7,269,000円、エグゼクティブラウンジS7,421,000円はともに800万円を超えそうで850万円を予想する向きもあります。
現在のS”Cパッケージの位置を占めるのがZのようですが、2WDでS”Cパッケージが4,681,600円のところ、Zは530万円程度とも言われています。
こうなると、ベースグレードで11%、売れ筋グレードで13%、最上級グレードで15%程度と、プリウスと同じような値上げになりますね。
ただ、これはいろんな状況からの推測で、メーカーからの情報やスクープではないことはご承知おきください。
40系の価格(実際)
40系アルファードへのフルモデルチェンジが発表されましたので、予測に対して実際がどうなのかを確認してみたいと思います。
【最安値】
予測では、「販売戦略上400万円未満に抑えてくるはず」としましたが、実際は540万円(Z:ガソリン車2WD)でした。
というのも、40系アルファードについてはグレードがかなり少なくなっており「X」グレードはなく「Z」グレードが最安モデルとなっているのです。
【最高値】
予測ではエグゼクティブラウンジが「800万円を超えそうで850万円を予想する向きがある」としましたが、実際はエグゼクティブラウンジ(ハイブリッド2WD)が850万円、実際はエグゼクティブラウンジ(ハイブリッドE-Four)が872万円となっています。
こうやって見ると、予測よりもかなり価格上昇となっていることがわかります。
まとめ
新型アルファードの登場は楽しみですが、ウクライナ侵攻等に伴う原材料の価格上昇の影響は大きく、値段はかなりアップしそうですね。
売れ筋グレードは500万円超えは間違いなく、資金の手当ても大変です。
ただ、登録粘度のリセールは120%を超え、3年落ちのリセールは90%半ばと言いますから、上手に乗り継げば意外に安く乗れるのかもしれませんね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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