自動車は高い買い物ですが、買ったあとも結構な維持費がかかってきます。
そして、その中でも大きなウエイトを占めるのが自動車税などの税金なのです。
そして、アルファードの場合は排気量も大きく3ナンバーで重量もあるのでこうした税金が心配になりますよね。
おまけに、自動車に関する税金は頻繁に変更されるときています。
ここでは、アルファードの税金(自動車税等)がいくらかかるのか、2022年と2021年いくら変わるのかをチェックしておきましょう。
目次
アルファードの自動車税
アルファードの自動車税については2022年と2021年で変更はありません。
- 自動車税の仕組み
- アルファードの2022年と2021年の自動車税
自動車税の仕組み
自動車税は、毎年登録地の都道府県に支払うもので、総排気量が増えるほど税額が高くなるように設定されています。
1Lから4.5Lは0.5L単位で設定されており、2.0超〜2.5L以下は45,000円、3.0超〜3.5L以下は57,000円です。
なお、これは2019年10月1日以降に新車登録された場合で、それ以前に登録されたものは1,000円ほど高くなります。
この税額がベースなのですが、これにグリーン化税制により税額が軽くなったり重くなったりします。
排出ガス性能および燃費性能の優れた自動車について、新規登録年度の翌年度の税額を軽減する制度ですが、今はハイブリッド車を含むガソリン車は対象外です。
また、ハイブリッドを除き、登録から13年を経過したガソリン車が税額が15%加算されることになっています。
アルファードの2022年と2021年の自動車税
アルファードの2022年と2021年、正確に言うと2022年度、2021年度の自動車税はこのようになります。
項目 | 2.5l | 3.5L | ハイブリッド |
---|---|---|---|
2022年度 | 45,000円
(13年経過は+15%) |
57,000円
(13年経過は+15%) |
45,000円 |
2021年度 | 45,000円
(13年経過は+15%) |
57,000円
(13年経過は+15%) |
45,000円 |
アルファードの環境性能割
アルファードの環境性能割については2022年と2021年でかなり違っています。
- 環境性能割の仕組み
- アルファードの2022年と2021年の環境性能割
環境性能割の仕組み
環境性能割というのは従来の自動車取得税にかわって導入されたもので、新車購入時、中古車購入時に1回だけ支払ものです。
税率は環境負荷軽減(燃費基準値達成度等)に応じて、非課税、1%、2%、3%の4段階となります。
アルファ―ドの場合はハイブリッド車は大部分は非課税ですが、ハイブリッドXだけは1%になっています。
ガソリン車は3%なのですが、ハイブリッド1%も含め、令和3年4月1日~12月31日までの間に取得した場合は税率が1%分軽減されていました。
なお、取得価額は、「自動車取得税の課税標準基準額及び税額一覧表」(財団法人地方財務協会)に記載されている金額ですが、概ね新車価格の90%というところです。
アルファードの2022年と2021年の環境性能割
アルファードの2022年度、2021年度の環境性能割はこのようになります。
項目 | 2.5l | 3.5L | ハイブリッド |
---|---|---|---|
2022年度 | 3% | 3% | 非課税
(Xは1%) |
2021年度 | 3%
(2021年中は2%) |
3%
(2021年中は2%) |
非課税(Xは1%、
2021年中は0%) |
アルファードの自動車重量税
アルファードの自動車重量税については2022年と2021年で変更はありません。
- 自動車重量税の仕組み
- アルファードの2022年と2021年の環境性能割
自動車重量税の仕組み
自動車重量税というのは自動車の重量に応じて課税されるもので、新車登録時に3年分、車検時に2年分を支払うことになります。
車両重量が重くなるほど高くなる仕組みで、0.5トン単位の税額設定になっており、基本的な税額は、0.5トンあたり2,500円です。
ただ、登録後13年経過車については0.5トンあたり4,100円と増額されますが、グリーン税制と同様ハイブリッド車は対象外です。
ハイブリッド車はエコカー減税による軽減措置の対象となり、Executive LoungeとExecutive Lounge Sは100%、それ以外は50%の軽減になります。
ただ、この軽減措置は新車登録時だけで、車検時には軽減措置はありません。
アルファードの2022年と2021年の自動車重量税
アルファード2022年度、2021年度の自動車重量税はこのようになります。
《初回登録時》
項目 | 2トン以下 | 2トン超 | ハイブリッド |
---|---|---|---|
2022年度 | 30,000円 | 37,500円 | 18,750円
(Executive Lounge系は0円) |
2021年度 | 30,000円 | 37,500円 | 18,750円
(Executive Lounge系は0円) |
《車検時》
項目 | 2トン以下 | 2トン超 | ハイブリッド |
---|---|---|---|
2022年度 | 20,000円
(13年経過は24,600円) |
25,000円
813年経過は32,800円) |
25,000円 |
2021年度 | 20,000円
(13年経過は24,600円) |
25,000円
(13年経過は32,800円) |
25,000円 |
まとめ
アルファードの税金(自動車税等)は2022年と2021年で大きな違いはありません。
自動車税のグリーン税制による軽減措置はハイブリッド車は対象から外れてしまいましたし、エコカー減税は2021年5月1日から2023年4月30日までの登録は同一です。
正確に言うと、2021年4月末までの登録についてはハイブリッド車はすべて登録時の重量税は100%減免でした。
大きな違いがあるのは環境性能割で、新型コロナウィルス感染症に伴う緊急経済対策として措置された1%減免の廃止の影響はけっこう大きかったようです。
制度が大きく変わるエコカー減税は2023年5月以降見直されるものと思われますので、その動向には注意が必要ですね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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