アルファード 30系ではハイブリッドが人気を集めています。
このハイブリッド、確かにいのですが、必ずしもいいことばかりではありません。
ここでは、そんなアルファード 30系 ハイブリッドを選ぶメリットとデメリットをチェックしておきましょう。
アルファード 30系 ハイブリッドを選ぶメリット
《燃費がいい》
アルファード30系に限らず、ハイブリッドのメリットは燃費の良さです。
アルファードのガソリンエンジン車のJC08モード燃費は、
2.5リッターでリッター11.4~12.4キロ、
3.5リッターはリッター9.1~9.5キロ
ですが、
ハイブリッド車はリッター18.4~19.4キロ
ですから、その差は歴然です。
3.5リッター車などはプレミアムガソリン仕様ですから、ハイブリッドにすれば半分以下のガソリン代になるのです。
《エコカー減税が手厚い》
アルファード 30系 ハイブリッドを選ぶメリットは税制面でも大きいものがあります。
取得税は非課税、重量税は2回目の車検まで免除、自動車税は2年目分を75%減免と、まさに至れり尽くせりです。
これに対して、ガソリンエンジン車は取得税40%、重量税25%(取得時だけ)の減免と自動車税がグレードによって50%の減免ですから大きな差があります。
平成29年度からはエコカー減税は基準が厳しくなりますが、ハイブリッド車は引き続き同じ減免が受けられるものの、ガソリン車は減免額が縮小し、30年度からは減免が受けられなくなるのです。
《下取りがいい》
アルファード 30系 ハイブリッドを選ぶメリットで、案外気が付かないのは、下取りの良さです。
将来のことはわからないところはありますが、メカニズムがほぼ同じ20系ハイブリッドは中古車市場では人気を集めていますし、数は少ないのですが30系ハイブリッドも非常に高い人気です。
中古車市場で人気を集めるということは、当然下取りも高いのです。
ただ、下取りする時には注意が必要です。
メーカーに無条件に下取りに出すことは絶対にやめてください。相場より安く買い叩かれるかもしれませんから。
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《優れた動力性能》
アルファード 30系 ハイブリッドのエンジンスペックは控えめですが、モーターアシストはなかなか強力です。
このためアルファードの同排気量のガソリン車と比べれば高い動力性能を示すのです。
《走行安定性》
アルファード 30系 ハイブリッドはすべてE-fourという4WDシステムを装備しています。
本格的な4WDと比べるといささか劣るとはいえ、滑りやすい路面などでは、高い発進性、走行安定性を発揮します。
《EVモードで早朝深夜も安心》
アルファード 30系 ハイブリッドは静粛性の高い車ですが、短い距離であればモーターだけの走行も可能なので、近所の迷惑が心配な早朝深夜も安心して走行できます。
アルファード 30系 ハイブリッドを選ぶデメリット
《初期費用が高い》
アルファード 30系 ハイブリッドを選ぶデメリットで一番大きいのはコストでしょう。
2.5リッターの標準モデルとの単純な比較はできませんが90万円前後の価格差は大きいと言わざるを得ません。
《価格差が回収できない》
2,5リッター車との価格差はあまりにも大きいのでこの差をガソリン代で回収するのはまず不可能です。
ここは燃費+アルファの価値があるとみるべきでしょう。
しかし、3.5リッターガソリン車との比較なら回収はできなくはありません。
たとえばエグゼクティブラウンジ同士の比較なら価格差は50万円ほど。
これなら月3万円のガソリン代でも3年ちょっとで回収することができるでしょう。
《維持費が高い》
アルファード 30系 ハイブリッドの走行用バッテリーを交換することになったらそれなりにお金はかかります。
とはいっても25万円と思ったほどの高額ではありませんし、ディーラーに聞いても、20系を含めても交換事例は無いということです。
ただ、補機バッテリーはいささか高くて、通常なら2万円くらいのバッテリーが4万円ということですから、少しだけ維持費が高いとみていいでしょう。
アルファード 30系 ハイブリッドが人気のメリットは非常に大きいのですが、やはり価格差は気になります。
というのも、燃費だけを考えれば決してお得とばかりは言えないからです。
ただ、他のメリットも大きいので、ここに掲げたメリットを勘案して検討するといいのではないでしょうか。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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