電装化のすすんだ最近の自動車には裏ワザというものがあります。
そして、アルファード30系後期にもこの裏ワザはありますし、これを知っているのと知らないのでは利便性などがずいぶん違ってくるものなのです。
ここでは、まず、そんなアルファード30系後期の裏ワザを紹介していきましょう。
また、最近は標準装備されているディスプレイオーディオにも裏ワザがあるようなので、そのあたりもチェックしておきましょう。
目次
アルファード30系後期の裏ワザって何?どういうものがあるの?
まず、アルファード30系後期の裏ワザというのは何で、どんなものがあるのかを説明していきます。
- アルファード30系後期の裏ワザって何?
- アルファード30系後期の裏ワザにはどういうものがあるの?
アルファード30系後期の裏ワザって何?
アルファード30系後期に限らず最近の自動車には裏ワザと呼ばれるものがあります。
こうしたものの中にはマニュアルのどこにも書かれていない、「隠し機能」的なものもありますが、ほとんどはマニュアルをよく見れば書いてあるものです。
ただ、ダッシュボードにスイッチなどはありませんから、たいていの人は気づきませんし、普段は使うことのない機能なのです。
アルファード30系後期の裏ワザにはどういうものがあるの?
では、そんなアルファード30系後期の裏ワザにはどういうものがあるのかを紹介していきましょう。
記載しているもの以外に、メーターの明るさ調整センサーの感度、エアコンの外気内気の自動切り替えなども可能ですから、マニュアルは読んでおいたほうがいいですね。
ランプ自動点灯、消灯システム
アルファ―ド30系のユーザーが設定を変えたいと思うのはコンライトが一番かもしれませんが、たいていは点灯タイミングが早すぎるというものでしょう。
このライトセンサーの感度調整はマルチインフォメーションディスプレイから行うのですが、初期設定の「-2」を「-1」~「2」に変更するものです。
だから、感度を落とす方向の調整はできません。
また、ランプの自動消灯をドア連動からエンジンスイッチ連動に変更するのは、マルチインフォメーションディスプレイではなく販売店対応です。
クリアランスソナー
もう一つアルファ―ド30系のユーザーが設定を変えたいと思うのはクリアランスソナーで、うるさいので感度を落としたいというものでしょう。
クリアランスソナーセンサーの感知距離を短くして鳴りにくくすることはできますが、販売店対応ですし、販売店でもオートブレーキの解除まではできません。
アダプティブハイビームシステム
アルファ―ド30系後期のアダプティブハイビームシステムは使えないという評価をする方もおられます。
要するに反応が遅いので対向車に迷惑がかかり、結局半自動みたいに使っているというのです。
このアダプティブハイビームシステムについては解除もできますし、作動に関する細かい調整も可能ですが、安全性にかかわるからでしょう、すべて販売店対応です。
ドアロック
アルファード30系後期には車速感応ドアロックが装備されています。
この設定変更はマルチインフォメーションディスプレイから可能で、これをOFFにすることもできます。
また、シフトレバーを「P」以外にしたときはドアロックを全施錠、「P」にしたときは全解除ですが、これを変更することもできます。
さらに、運転席ドアを開けたときの全ドア連動機能を解除するという設定も可能で、マルチインフォメーションディスプレイからの設定変更になります。
パワースライドドア、バックドア
パワースライドドア、バックドアの設定は販売店対応ですが、スライドドアのハンドルスイッチの反応時間やパワースライドドア、バックドアの電子キー操作を変更できます。
バックドアの開閉は基本では「長押し」ですが、これを「1回押し」にすることもできます。
スマートエントリースタートシステム、ワイヤレスドアロック
アルファ―ド30系後期ではスマートエントリースタートシステムなりワイヤレスドアロックなりでドアを解施錠したときはハザードが点滅しブザーが鳴ります。
このハザードの点滅をやめることもできますし、ブザーは止められませんが、音をうんと小さくすることは可能で、夜遅く帰宅される方なんかは使える機能です。
いずれもマルチインフォメーションディスプレイからの設定変更ですが、半ドア警告ブザー解除や解錠後ドアを開けなかったときの自動施錠までの時間の延長は販売店対応です。
デイライトの点灯
アルファ―ド30系後期のデイライトをわざわざ点灯なしにする方は少ないでしょうが、これは販売店対応で、バッテリーのことを考えればありかもしれんません。
イルミネーション
アルファ―ド30系後期の豪華な内装の一つであるイルミネーションの点灯機能の解除もできますが、さすがに販売店対応です。
マルチインフォメーションディスプレイからはドアを閉めた後消灯するまでの時間の調整が可能です。
ドアミラー
ドアミラーの機能の調整は販売店対応ですが、標準ではドアの施錠・解錠と連動して開閉するようになっているのを解除したり、エンジンスイッチ連動にすることも可能です。
アルファード30系後期 ディスプレイ オーディオにも裏設定がある?
アルファード30系後期モデルは2020年1月の一部改良でエグゼクティブラウンジ系以外はすべて9インチのディスプレイオーディオが標準装備されました。
ここでは、そのディスプレイオーディオの裏ワザの起動方法とどんなことができるかをチェックしていきましょう。
- アルファード30系後期 ディスプレイオーディオの裏ワザの起動方法
- アルファード30系後期 ディスプレイオーディオの裏ワザでできること
アルファード30系後期 ディスプレイオーディオの裏ワザの起動方法
アルファード30系後期 ディスプレイオーディオの裏ワザというのはディスプレイオーディオの裏メニュー、ちゃんとした言い方なら「サービスメニュー」の起動です。
起動はトヨタ全車共通で、ランプスイッチOFFでエンジンをONにしてディスプレイオーディオの「MENU」ボタンを押しながらスモールランプのON、OFFを3回繰り返すのです。
こう書くと、「自分のアルファードのランプスイッチにOFFは無い」と言われるかもしれません。
そうなのです、オートライトが義務化されたことにより、純粋なOFFスイッチは無くなったのです。
こういう「OFF」が無いタイプの場合は、同じように「MENU」ボタンを押しながらAUTOとスモールランプを3回切り替えればサービスメニューが起動します。
アルファード30系後期 ディスプレイオーディオの裏ワザでできること
サービスメニューの画面はこんなものです。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/787676/car/2999452/6007428/1/note.aspx#title
ユーザーが使うことを想定していませんから日本語表示でもなく、とてもわかりにくいですね。
この画面はシステムの接続状況みたいです。
また、起動方法で「MENU」ボタンを押すかわりに「AUDIO」ボタンを押しながらランプの切り替えをするとこんな画面が出てきます。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/787676/car/2999452/6007428/1/note.aspx#title
これはサービス検査画面というもので、これもサービスメニューの一つです。
ここで故障診断とか機能検査・調整なんかもできるようですが、悪いことは言いません、よほどのスキルが無い限りは触らないようにしましょう。
まとめ
アルファード30系後期の裏ワザというのはマニュアルに記載してありますから、注意深くチェックしていれば見つかるはずです。
早朝や深夜に車に乗る人、あるいはソナーの反応が煩わしいなどの場合には重宝するかもしれません。
また、危険のある変更については販売店対応か、そもそもできない設定になっていますので、インフォメーションディスプレーによる変更には大きな問題は無いはずです。
記事ではディスプレイオーディオの裏ワザも紹介しましたが、マニュアルにも記載されていませんし、危険が伴うことだけは承知しておいてくださいね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
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現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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