アルファードでは2020年5月の一部改良では、とても高価なT-conectナビ+JBLサウンドシステム搭載車以外には新しくディスプレイオーディオを搭載してきました。
ディスプレイオーディオの搭載はトヨタ全体の流れですが、このディスプレイオーディオ自体の評判が思わしくないのです。
ここでは、アルファードのディスプレイオーディオがどういうものでなぜ評判が悪いかをまずチェックします。
そのうえで、アルファードのディスプレイオーディオの廃止やオーディオ レス復活の可能性についてもチェックしておきましょう。
目次
アルファードのディスプレイオーディオとは? なぜ評判が悪い?
まず、アルファードのディスプレイオーディオというのがどういうものでなぜ評判が悪いのかを解説します。
- アルファードのディスプレイオーディオとは?
- アルファードのディスプレイオーディオ なぜ評判が悪い?
アルファードのディスプレイオーディオとは?
これがアルファードのディスプレイオーディオです。
引用元:https://www.automesseweb.jp/2020/11/04/519279
ディスプレイオーディオというのは最近のスマホの普及と高機能化を踏まえてスマホとの連携を中心に据えたシステムです。
だから、テレビやナビシステム、DVD/ CDといった普通のナビについている機能はすべてオプションになっていますし、社外品への換装も考えていません。
スマホとの連携については、Apple CarPlayやAndroid Autoがありますのでナビソフト等一定の機能は使用できますしAndroidスマホについてはミラーリングも可能です。
だからナビはGoogleMapを使えばいいわけですし、スマホのオーディオブックの再生も可能なのです。
アルファードのディスプレイオーディオ なぜ評判が悪い?
では、そんなアルファードのディスプレイオーディオはなぜ評判が悪いのでしょうか。
画面が小さく解像度も低い
これまでのアルファードナビを装着される場合はたいていは大画面ナビでしょうし、T-conectナビだって10.5インチです。
ところが、このディスプレイオーディオの画面は9インチで、アルファードのクラスの車にしてはいかにも小さく、ショボい感はぬぐえません。
また、モニターの解像度はVGAで640×480ピクセルですから、このクラスの車ならWVGAの高輝度照明が普通の時代にレベルが低すぎるとしか言えません。
パノラミックビューモニターが装着できない
アルファードは大きな車なので、駐車時には「パノラミックビューモニター」が便利なのですが、トヨタではT-conectナビ+JBLサウンドシステム等とセットのオプションです。
さすがに高価なので、これまではオプションナビや社外ナビに社外品の「パノラミックビューモニター」を付ける人もいました。
しかし、このディスプレイオーディオには「パノラミックビューモニター」は装着不可ですし、この手は使えないので、70万円前後の大金を出すか諦めるしかないのです。
※ディスプレイオーディオを移設(完全に外すわけにはいかないので)して、そこにアルパイン製「BIG X」を装着するという技が無くはありません。
iphoneではミラーリングはできない
Apple CarPlayやAndroid Autoの機能は役には立ちますが、YouTubeを見たり動画配信サービスを見たりというスマホの機能全てを使えるわけではありません。
アルファードのディスプレイオーディオはAndroidスマホの場合、一応ミラーリングができるので大丈夫なのですが、iphoneではミラーリングはできない仕様です。
しかもAndroidスマホの場合でも使えない機種があったあり、使えない状況、不安定な場合もあるのですが、HDMI入力も無いので、このままでは対応不可です。
このあたりの事情は「アルファード JBLナビミラーリング方法はiphoneとAndroidで違う?」に書いていますがスマホ連携を謳いながらこれではいけませんね。
アルファードのディスプレイオーディオ廃止 オーディオ レス復活?
では、そんなアルファードのディスプレイオーディオの廃止やオーディオ レス復活の可能性はどうなのでしょうか。
まず、アルファードの現行モデルはもう間もなくモデルチェンジを迎える時期ですから、今さら現行モデルの一部改良や仕様変更はないでしょう。
となると2022年12月に発表されてて、翌年1月に発売と言われている次期40系アルファードでどうなるかです。
今のところ次期アルファードについてはスタイリングや価格、新エンジン、燃費が関心の中心なのでディスプレイオーディオの動向の情報は流れてきていません。
ただ、アルファードユーザーの中にディスプレイオーディオに不満を持つ層がかなりあるというのは認識していると思います。
それと、アルファード以降に搭載されたRAV4ではディスプレイオーディオは標準装備ではあるもののディスプレイオーディオレス仕様も選べることです。
またC-HRはいったんディスプレイオーディオが標準装備になったものの、不評を受けて純正の通常ナビとディスプレイオーディオレスがオプションで選べるようになりました。
ディスプレイオーディオへの流れは止められないにしろ、次期アルファードではディスプレイオーディオレスのオプション設定だけは期待したいところですね。
まとめ
アルファードのディスプレイオーディオはともかく、ナビに関してはスマホソフトの方が優秀な場合も多いですし、ほぼリアルタイムの地図アップデートも魅力です。
だから、それもナビで使えるのはいのですが、今はまだディスプレイオーディオは発展途上のシステムのようですね。
このシステムに期待して使っていくのもいいのですが、人によっては従来のナビや社外品の方がいいという意見があるのは現状では仕方のないことです。
次期アルファードではディスプレイオーディオレスのオプション設定、ぜひ期待しています。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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