アルファードに限らず、ユーザーにとって気になるのは故障です。
アルファードでもミッション、CVT、エンジンなどいろんな故障が報告されています。
ここでは、そんなアルファードの故障ランキングをまず紹介します。
そして気になるミッション、CVT、エンジンの順位と具体的な対応をチェックしておきましょう。
目次
アルファード故障ランキング!
まず、申し上げておきたいのは、正式には「アルファード故障ランキング」なんていうものはありません。
ここでは、故障の報告が多い案件を10件ほど、ランキング形式で紹介させていただきます。
- 第10位 アルファード ハイブリッドシステムのインバーターの故障
- 第9位 アルファード ステアリングからの異音
- 第8位 アルファード ホワイトパールの塗装の剥げ
- 第7位 アルファード CVTの損傷による加速不能
- 第6位 アルファード オルタネーターの故障
- 第5位 アルファード ボディ剛性不足による直進性不良
- 第4位 アルファード パワースライドドアの故障
- 第3位 アルファード バッテリーの異常消耗
- 第2位 アルファード オイル大量消費と焼き付き
- 第1位 アルファード ワイパーブレードの不良によるビビり、拭きムラ
第10位 アルファード ハイブリッドシステムのインバーターの故障
第10位はハイブリッドシステムのインバーターの故障です。
ハイブリッドシステムにはインバーターが組み込まれているのですが、トヨタのハイブリッドシステムではここが弱点で、割とよく壊れるみたいなのです。
インバーターはバッテリーの直流電源を交流に変換してモーターを回すという基幹部品ですから、壊れると走行不能に陥ってしまいます。
壊れやすいとはいえ10万キロ、10年以上経過しなければ故障はしないものですが、壊れると数十万円と高額ですし、すぐに修理せざるを得ないのが問題です。
第9位 アルファード ステアリングからの異音
第9位はステアリングからの異音です。
これはアルファード20系で良くおこるようで、ステアリングコラムシャフトのガタが原因ですが、ステアリングホイールの違和感や振動、異音が出ます。
交換するしかないのですが、5万円から10万円程度の修理費は覚悟したほうがいいようです。
第8位 アルファード ホワイトパールの塗装の剥げ
第8位はホワイトパールの塗装の剥げです。
引用元:https://cartune.me/notes/3NurIzjNRz
アルファードのボディカラーがホワイトパールクリスタルシャインの車に限った問題で塗装がは剥がれ、こんなに大きく剝げることもあるようです。
これはトヨタもわかっていて、2008年4月から2014年12月製造のアルファードについては、新車登録から3年間の保証期間を10年間に延長して対応しています。
https://toyota.jp/recall/kaisyu/190403.html
第7位 アルファード CVTの損傷による加速不能
第7位はCVTの損傷による加速不能ですが、詳しくは「アルファードのエンジン不具合って?異音やかかりが悪い?」をご覧ください。
要するにCVTのパーツの不良によりが壊れて加速できなくなるのです。
第6位 アルファード オルタネーターの故障
第6位はオルタネーターの故障で、これも「アルファードのエンジン不具合って?異音やかかりが悪い?」をご覧ください。
完全に壊れたら発電できなくなり、バッテリーは上がり、エンジンは停止します。
第5位 アルファード ボディ剛性不足による直進性不良
第5位はボディ剛性不足による直進性不良で、直進しようと思っても左側にハンドルを取られる現象です。
アルファードは両側スライドドアにリアハッチと車体の設計にかなり無理がありますから、車体によってはゆがみが出ているわけです。
気になるようなら修理可能のようですが、それなりの費用は覚悟しておいてください。
第4位 アルファード パワースライドドアの故障
第4位はパワースライドドアの故障です。
これは経年劣化もあり仕方のない部分もありますが、スイッチ押しても開閉せず手動で開閉せざるを得なかったり、異音がするなどの症状です。
これは修理するしかないのですが、3万円くらいは覚悟する必要があるようですが、モーターの交換ともなれば、10万円を超えることもあるようです。
第3位 アルファード バッテリーの異常消耗
第3位はバッテリーの異常消耗ですが、これはアルファード30系アイドリリングストップ車特有の故障で、リコール報告もされています。
詳しくは「アルファードのエンジン不具合って?異音やかかりが悪い?」をご覧ください。
第2位 アルファード オイル大量消費と焼き付き
- 第2位はオイル大量消費と焼き付きです。
- アルファード20系2.4L直4エンジン搭載車でエンジンブレーキを多用するような運転をするとエンジンオイルが異常に減り最悪の場合はエンジンが焼き付きます。
詳しくは「アルファードのエンジン不具合って?異音やかかりが悪い?」をご覧ください。
第1位 アルファード ワイパーブレードの不良によるビビり、拭きムラ
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- 第1位はワイパーブレードの不良によるビビり、拭きムラで、アルファード30系前期モデルに非常によく見られる症状です。
無償交換対応ですが、詳細は「アルファードのワイパー無償交換!ヴェルファイアもリコール対象?」をご覧ください。
故障ランキング!ミッション、CVT、エンジンの順位は?
紹介してきたように、ミッション・CVT関係の順位は第7位の「CVTの損傷による加速不能」くらいでした。
ただ、CVTの故障によりバックできないとか前進もできないというトラブルは発生しており、CVTの場合、修理も交換もとても高いのがネックですね。
エンジンの故障は第2位の「オイル大量消費と焼き付き」です。
ただ、「アルファードのエンジン不具合って?異音やかかりが悪い?」でも書いたように30系3.5Lエンジン搭載車の一過性加速不具合や様々な異音でわかるトラブルもあります。
CVT、エンジン関係の故障は最悪の場合走行不能に陥りますし、修理費もかかりますので日頃のメンテナンスと兆候を見逃さないことが大事です。
まとめ
故障ランキングの形でアルファードによくおこる故障を紹介させていただきました。
こうした故障の中には無償修理対応になっているものもありますので、故障かなと思ったら、まずディーラーに相談されることをお勧めします。
故障の中にはエンジン停止や事故につながるものもあり、例えばオイル消費が多い段階で見つかればいいのですが、エンジンが焼き付いてからでは膨大な費用がかかります。
そうならないためにもオイルの残量確認などの日頃の点検、メンテナンスも重要ですし、そのことによって故障の予兆を発見できることもあるのです。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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