アルファードは国産車の中では大きな車です。
しかも、モデルチェンジのたびに少しずつ大きくなっています。
そのアルファードを買うとなると、必ず車庫なり駐車場が必要です。
そして、既存の車庫にアルファードが入るかどうか、あるいは新設の車庫にどの程度のスペースが必要かは非常に重要です。
ここでは、そんなアルファードに必要な車庫サイズをまずチェックしていきます。
あわせて、駐車場の制限(高さ・横幅)はどれくらいでアルファードは対応できるかもチェックしておきましょう。
目次
アルファードに必要な車庫サイズは?
まず、アルファードに必要な車庫サイズを車体サイズから見積もっていきましょう。
- アルファードの車体サイズ
- アルファードに必要な車庫サイズ
アルファードの車体サイズ
項目 | 全長(mm) | 全幅(mm) | 全高(mm) |
---|---|---|---|
10系前期 | 4,800~4,845 | 1,805~1,830 | 1,935 |
10系後期 | 4,840~4,865 | 1,805~1,830 | 1,935 |
20系前期 | 4,840~4,865 | 1,830~1,840 | 1,890~1,915 |
20系後期 | 4,870~4,885 | 1,830~1,840 | 1,890~1,915 |
30系前期 | 4,915~4,935 | 1,850 | 1,880~1950 |
30系後期 | 4,945~4,950 | 1,850 | 1,935~1950 |
アルファードは全長4.8mを超える大きな車ですが、10系から30系へモデルチェンジをする過程で徐々に大型化しています。
特に全長の拡大は顕著で、初期モデルと比べると10センチ以上長くなっています。
アルファードに必要な車庫サイズ
では、アルファードに必要な車庫サイズを検討してみましょう。
間口
普通は、ドアの開閉には最低でも70センチは必要と言われていますし、余裕をみれば110センチが理想です。
となると、両側のドアの開閉を考慮すると、アルファードの車庫の理想的な間口は4メートルを少し上回ったあたりになります。
運転者だけの乗り降りを考えればもう少しハードルが低くなります。
左側は30センチくらいの余裕があればいいからです。
右側もギリギリ70センチの余裕を考えれば、3メートル程度の間口でもどうにかなりそうです。
ただ、これは接面道路に十分な広さがある場合です。
接面道路が4メートル程度しかない場合は、アルファードの全長を考えると4メートル程度の間口を考えた方がいいでしょう。
奥行き
通常の車庫の奥行きは前方、後方とも30センチから50センチあれば大丈夫だと言われています。
となると、奥行きは6メートルあればいいのですが、バックドアの開閉を考えれば、もう50センチあるといいかもしれません。
バックドアの開閉時には、シャッターを開けたままで車を少し前に停めておくのなら、この余裕は必ず必要というわけではありません。
高さ
自宅の車庫の場合はあまり高さの問題はありませんが、バックドアの開閉を考えれば50センチの余裕があると安心かもしれません。
となると、天井の高さは250センチ程度あれば十分でしょうか。
-
駐車場の制限(高さ・横幅)にアルファードは対応できるか?
ここでは、駐車場の制限(高さ・横幅)がどんなものなのかを確認し、アルファードが対応できるかをチェックしておきましょう。
- 駐車場の高さ制限(高さ・横幅)
- アルファードは対応できるか
駐車場の高さ制限(高さ・横幅)
駐車場の高さ制限(高さ・横幅)を立体駐車場と平面駐車場でチェックしていきます。
自走式立体駐車場
自走式立体駐車場の場合は高さや横幅が問題になることは無いと思っていいようです。
ただ、アルファードの場合心配なのは車両重量です。
国土交通大臣により認定を受けた自走式駐車場の積載荷重は車輌総重量2トンまたは2.5トンまでとなっています。
そして、アルファードのすべてのグレードは車輌総重量2トンを超えていますし、2.5トンを超えているものもあるからです。
機械式立体駐車場
機械式立体駐車場の場合は高さや横幅についての制限があります。
高さについては2メートル以下の制限なら大丈夫なのですが、155センチの高さ制限が設けられている場合もありますので、このような場合には全く駐車不可です。
幅については、一部に小型車の基準で制限が設けられている場合もあり、当然駐車できませんが、大多数はアルファードの車幅を許容しています。
車輌総重量については自走式よりは緩いのですが、車輌総重量2.5トンを上限にしている場合もあるので注意が必要です。
平面駐車場
平面駐車場には高さや横幅の制限が無い場合が多いです。
ただ、無い場合が多いだけで、規制の有無については注意が必要です。
上方に障害物があって制限を設けている場合もあるので、車高の高いアルファードの場合はよく確認しておきましょう。
アルファードは対応できるか
平面駐車場はまず問題はありませんが、機械式駐車場については規程のチェックは不可欠です。
規制に適合した駐車場を選べばいいのですが、マンションの駐車場などでは車を駐車場の規程に合わさないといけないからです。
問題は自走式立体駐車場の場合で、厳格に適用している例はあまり見受けられませんが、そもそも駐車できないという場合もあり得るのです。
まとめ
アルファードの場合は、全高、全幅とも大きいので、駐車スペースの確保や駐車場の使用には普通の車以上にチェックが必要です。
マンション等の駐車場については、特に自走式での重量制限の有無はかなり重要ですし、昇降式ピット式では階数によって高さ制限も違ってきます。
管理規則とアルファードの諸元をにらみ合わせて、しっかりとチェックしましょう。
また、車庫については、今後アルファードがさらに大きくなることも想定できますから、少し余裕をもって建設するといいかもしれません。
中古車アルファードを希望条件・最安で購入する方法
新型アルファード(40系)の発売が開始されて半年が経過しましたが注文殺到で受注中止になるなど人気は継続しており値引きはあまり期待できない状態です。
しかし、旧型となった30系アルファードはもちろん、まだまだ10系、20系アルファードもよく目にします。特に20系は市場での流通数は多く価格も随分こなれてきました。
特にカスタマイズのベース車として購入される方が多いのもアルファードの特徴です。
30系については高値で下取りされているようですので、中古車販売店での値付けも必然的に高く設定されることでしょう。
今回は、このような状態であっても、希望する条件でしかも最安で購入する方法を下記の記事にまとめました。
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是非一度確認してみてください。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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