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いよいよアルファードのモデルチェンジの時期が近付いてきたようです。

 

どうやら、早ければ2022年の秋、遅くとも2023年はじめにはモデルチェンジしそうですが、トヨタの高級車の証でもあるV6が廃止されるという情報があるのです。

 

ここでは次期アルファード(V40)ではV6エンジンが廃止されるのか、廃止されるとしたらパワートレインはどうなるのかを2.5Lも含めてチェックしていきましょう。

目次

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次期アルファード(40系)ではV6エンジンは廃止!

 

まず、現在のアルファードのV6エンジンについて説明したうえで、なぜV6エンジンが廃止されるのかを考えてみましょう。

 

  1. 現在のアルファード(V30)のV6エンジンとは?
  2. なぜV6エンジンが廃止される?

 

現在のアルファード(V30)のV6エンジンとは?

 

現行アルファード(V30)に搭載されているエンジンはGRエンジンの「2GR-FE型」です。

 

2003年11月に誕生していますから、比較的開発から時間が経過したエンジンです。

 

アルファード搭載エンジンの最高出力は前期で280PS/6,200rpm、後期で301PS/6,600rpmです。

 

また、最大トルクは前期で35.1kgf・m/4,700rpm、後期で36.8kgf・m/
4,600-4,700rpmです。

 

日産のエルグランドと比べれば後期はスペック的にはパワフルで、これを前期は6速AT、後期は8速ATで駆動します。

 

なぜV6エンジンが廃止される?

 

アルファードの3.5Lモデルは圧倒的な馬力とトルクで重い車体をしなやかに走らせるというコンセプトでした。

 

そのため、モデルチェンジのたびに燃費向上は図ってはきたのですが、重い車体にV6エンジンでは、技術開発を重ねても燃費が悪いことには変わりはありませんでした。

 

こうした中、ミニバンではホンダのステップワゴンが1.5Lターボですし、ハリアーやカローラにもダウンサイジングターボが導入されています。

 

この中でカローラの1.8Lエンジンと1.2Lターボエンジンのスペックを比較しておきましょう。

 

項目 最高出力 最大トルク
1.8L 140ps/6200rpm 17.3kg・m/3900rpm
1.2Lターボ 116ps/5200~5600rpm 18.9kg・m/1500~4000rpm

 

最高出力が多少劣るものの、最大トルクは大きく、しかも幅広い回転域でピークを維持可能なのです。

 

カローラの場合、排気量の差があるのでこの最高出力ですが、ステップワゴンの場合は1.5Lエンジンで2Lエンジン並みの最高出力を出しています。

 

V6を直4ターボにした場合は6気筒特有の振動の少ない滑らかなエンジン特性は多少スポイルされるでしょう。

 

しかし、燃費向上は間違いありませんし、超重量級ミニバンにはトルクの太いターボエンジンの方がむしろ向いているのです。

 

このため、現在の情報では次期アルファードでは、伝統あるV6エンジンは廃止の方向みたいなのです。

 

次期アルファード(40系)のパワートレインは?

 

それでは、次期アルファードで現行のV6エンジンの位置を担うパワートレインは何になるのでしょうか。

 

  1. 3.5V6はダウンサイジングターボに置き換え
  2. 2.5Lもダイナミックフォースエンジンに
  3. PHVは投入されるか?

 

3.5V6はダウンサイジングターボに置き換え

 

次期アルファード(40系)では、3.5V6は前述のダウンサイジングターボに置き換えです。

 

トヨタはTNGA戦略の下に、ダイナミックフォースエンジンという完全に新設計のエンジンを開発しています。

 

高効率、低燃費の徹底と、ダイレクト感があり、滑らかで気持ちの良い加速性能という、走りと環境性能を両立させたエンジンということです。

 

アルファードのV6エンジンの後継となるのは、このダイナミックフォースエンジンの「T24A-FTS型」という2,393ccの直列4気筒DOHCターボエンジンのようです。

 

チューニングがどうなるかはわかりませんが、同じエンジンを積むレクサスNX350では最高出力279PS/6,000rpm、最大トルク43.8kgf・m/1,700-3,600rpmです。

 

やはり、最高出力は3.5Lと同等、最大トルクは大きく凌駕しています。

 

また、車両重量は軽いもののNX360はフルタイム4WDでWLTC燃費も12.2km/Lをたたき出していますから、燃費も期待できそうです。

 

2.5Lもダイナミックフォースエンジンに

 

次期アルファード(40系)では、2.5L直4エンジンもダイナミックフォースエンジンに置き換えです。

 

トヨタのハイブリッド車の2.5Lエンジンはカムリ、クラウン、RAV4、ハリアーでA25A-FXS型が採用されています。

 

特にハリアーはアルファードと同じ2AR-FXE型を使っていましたが、2020年のモデルチェンジでA25A-FXS型に置き換えています。

 

また、ハリアーではモデルチェンジ前のE-Fourだけでなく、現行モデルではFFを投入していますから、次期アルファード(40系)でもFFハイブリッドが期待できそうです。

 

一部では2.5Lはハイブリッド専用になるとの観測もありますが、セールス上の問題もあり、ノーマルエンジン車も販売されそうです、

 

その場合のエンジンは2AR-FEの後継とされ、北米向カムリ、RAV4でも実績のあるるA25A-FKS型が有力です。

 

A25A-FXS型もA25A-FKS型も高効率、低燃費を徹底的に追求するダイナミックフォースエンジンで、いずれも燃費、出力の大幅なアップが見込まれます

 

ちなみに、ノーマルガソリン車は、カムリをみると、200ps超の最高出力と現行エンジンを上回るトルクが見込めそうです。

 

PHVは投入されるか?

 

次期アルファード(40系)にPHVが投入される可能性は皆無ではありません

 

RAV4やレクサスNX450h+、350h+ではすでにPHVが投入されていますし、おそらく同じハイブリッドシステムを採用するだろうからです。

 

問題はアルファードの重量で、現行モデルでも比較的重いNX450h+より1割ほど重いのがどうかです。

 

ただ、越えなければならないハードルは極端に高いものではありませんから、可能性はあるとしておきましょう。

 

まとめ

 

アルファードのV6は廃止の方向は間違いないようですが、以前は当面3.5Lで行って、マイナーチェンジで直4ターボという噂もありました。

 

ただ、直近の情報では最初から直4ターボに切り替わりそうですね。

 

新しいエンジンは新開発の先進的エンジンですし、ダウンサイジングターボという新技術も投入されます。

 

6気筒エンジンの良さが失われるのは残念ですが、おそらくトヨタはそれを上回るメリットを確信しているのでしょうね。

アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!

 

いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。

 

アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。

 

待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。

 

でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。

 

現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。

 

既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。

 

>> フルモデルチェンジ直後のアルファードでも限界値引きから更に安く購入する方法を確認する!

 

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