アルファードも30系が発売されてから既に6年が経過しました。
新型(40系)へのモデルチェンジについては2022年とも2023年とも言われ、コンセプトは30系のキープコンセプトと言われています。
新型アルファードの誕生を待つべきか、値引き幅がゆるくなった今買うべきか悩ましいですね。
それぞれにメリットとデメリットがありますから。
この記事では、「新型アルファードを待つべき」「現行アルファードを今買うべき」場合について理由とともにお伝えします。
目次
アルファードはいつ発売?フルモデルチェンジが延期で2023年?
新型アルファ―ドを待つか現行アルファードを買うかを検討するうえでは、新型アルファ―ドがいつ発売になるのかはとても重要です。
新型アルファ―ドがいつ発売になるのかという最新情報は、【2022最新情報】次期アルファード40系へのフルモデルチェンジは発売日延期濃厚!理由は?でまとめていますのでご覧ください。
要約すると、少し前まではは2022年と言われていましたが、現状では2023年の早い時期、あるいは6月という情報が有力ですが、2022年秋から翌年冬にかけてという情報もあるようです。
発売時期が伸びたことで新型アルファ―ドを待つか現行アルファードを買うかという悩みは深くなったはずですし、どちらにするかの決断に影響を与えている可能性もあります。
新型アルファードへのフルモデルチェンジを待っても、現行アルファードを今買っても、いずれにしてもメリット・デメリットがあります。
これを知ったうえで判断した方がいいと思いますので、次のセクション以降で、新型(フルモデルチェンジ)を待つべき場合と今買うべき場合を整理していきましょう。
アルファードは新型(フルモデルチェンジ)を待つべき場合とは?
まず、新型アルファードへのフルモデルチェンジを待つ場合について、そのメリット・デメリットがあり、簡単に整理する次のようになります。
メリット | ?デメリット |
---|---|
最新モデルに乗れる | 今乗っている車の下取り価格の低下 |
フロントデザインのリニューアル | 価格アップとしぶい値引き幅 |
パワートレインの刷新 | 人気車になるとは限らない |
プラットフォームの一新による低床化、高剛性化 | 初期トラブルが発生する可能性が高い |
メリット、デメリットそれぞれについて見ていきます。
新型アルファードを待つメリット
新型アルファードを待つメリットのを少し詳しく説明していきます。
最新モデルに乗れる
アルファ―ドは6年くらいのモデルチェンジ周期を持っていますから、新型を待てばその間は最新モデルに乗れることになります。
いくら新型アルファードが30系のキープコンセプトといっても、新型が発売されれば旧型は古く感じるものですからね。
また、いま現行モデルを買うと、1年もたたない間に旧モデルになってしまいますし、旧型は普通は下取りや売却の査定額も下がるものです。
フロントデザインのリニューアル
アルファ―ドは20系から30系、30系の中でも前期から後期へとフロントデザインがリニューアルされ派手で存在感があり攻撃的な面構えに変わってきています。
そして、こうしたフロントデザインのリニューアルは好調な販売台数でもわかるようにユーザーの圧倒的な支持を受けています。
もし、新型アルファ―ドがもっと圧倒的なフロントデザインになるなら、そしてそうした傾向が好みなら新型を待たないと後悔するかもしれませんね。
ちなみに、新型アルファードのフロントについては「ベストカーWEB」にもスクープされています。
引用元:https://bestcarweb.jp/news/scoop/336395
モデルチェンジ後も巨大で存在感のあるフロントグリルは踏襲するようですが、メッキ調のプレートを組み合わせたようなデザインではなくなるようです。
パワートレインの刷新
最新情報でもパワートレインが一新されるという情報が入っています。
世界トップレベルの熱効率を誇る「Dynamic Force Engine」に一新されますし、3.5Lエンジンは圧倒的なトルクを誇る2.4Lターボに置き換えられるようなのです。
また、少なくとも直列4気筒2.5リッターエンジンはリニューアルされるようです。
新型エンジンではVVT-iの搭載よりレスポンスは向上し、高出力化しています。また、最大熱効率が40%に達するということですから、かなりの燃費向上が期待できるのです。
また、3.5リッターエンジンもダウンサイジングターボ化されれば、同じように相当な燃費向上が考えられます。
となると、現行アルファードのパワートレインは一世代前のものになってしまうのです。
アルファードは燃費が大きな問題ですので、それを考えれば「待ち」なのです。
プラットフォームの一新による低床化、高剛性化
トヨタは「TNGA」プラットフォームへの置換を進めていますが、これによって従来比で30~65%という高剛性を図っています。
あわせて低床化、低重心化も進めており、走りも大きく改善されることに加え、高床ミニバンの欠点である乗降性の悪さも克服できるのです。
最新のTNGAプラットフォームであるGA-Kは大型SUVにも対応したものなので、サイズ的にも余裕のあるものになるかもしれません。
新型アルファードを待つデメリット
新型アルファードを待つデメリッも少し詳しく説明していきます。
愛車の下取り価格(リセールバリュー)の低下
新型アルファードの発売が遅れているので、その間に今乗っている愛車の下取り価格、買取価格は低下していきます。
特にアルファードの場合は「アルファードのリセール崩壊で値崩れが止まらない?理由は何?」にも書いているように、いつ好調なリセールバリューが崩壊するかわかりません。
価格アップと値引き幅の縮小
車というものは、モデルチェンジのたびに価格は上がっていきますし、最新装備が追加され付加価値が高まれば、より高価になるものです。
また、最近の半導体を中心とする調達問題やいろんなものの値上がりの中で、製造コストの高騰が新型アルファ―ドの価格を押し上げるのは間違いないと思われます。
値引きに関しても現行の30系は値引き幅が拡大していますが、新型が発売されると当然ですが、大幅に値引き幅は縮小され、アルファードの購入予算は多く必要になります。
人気車になるとは限らない
人気車のモデルチェンジというのは両刃の剣です。
人気に拍車がかかる場合もあるのですが、一転して人気に陰りが出て売れなくなる場合もあるのです。
購入者にとっても物足らないデザインである場合もありますが、一番問題なのは売れ行きの不調、ひいては中古車市場での不調が見込まれる場合です。
アルファ―ドの場合は人気車というのが更に人気に拍車をかけていますし、好調なリセールバリューや残価率も人気を後押ししています。
アルファ―ドはこれまでモデルチェンジを外したことはありませんが、万が一失敗した場合はこうしたビジネスモデルが破綻する可能性もあるのです。
初期トラブルが発生する可能性が高い
現行アルファードはフルモデルチェンジからもマイナーチェンジからも十分な年数を経過していますから、技術的にはこなれてきています。
自動車はモデルチェンジ直後は初期不良が発生しやすいのですが、パーツが対策品に更新されることで、モデル期間が長くなればこうしたトラブルが発生しにくくなります、
たとえば「アルファードのワイパー無償交換!ヴェルファイアもリコール対象?」にも書いていますが、前期モデルのワイパーの不良は後期ではちゃんと対策されているのです。
次は、アルファードを今買うべき場合について見ていきましょう。
アルファードは今買うべき場合とは?
現行アルファードを今買う場合のメリット・デメリットは新型(フルモデルチェンジ)を待つべき場合の裏返しになります。
簡単にまとめると次のようになります。
メリット | ?デメリット |
---|---|
人気があり気に入っているモデルが買える | すぐに旧型モデルになる |
下取り、買取価格が鉄板 | もっとカッコよくなるかもしれない |
手持ちの車が高く売れる | 最新技術が享受できない |
トラブルが発生するリスクが低い | 燃費は新型のほうがいい |
メリット、デメリットそれぞれについて見ていきます。
現行アルファードを今買うことのメリット
現行アルファードは誰もが認める人気車で、買おうと思っている方も気に入っているはずですから、人気がありお気に入りのモデルを買うことができるというのが一番のメリットです。
また、人気車ですから下取り、買取価格は鉄板ですし、手持ちの車の売却を考えれば少しでも早く売却する方が高値で売れそうです。
現行モデルならモデル末期なのでトラブルが発生する可能性は低いですし、値引きも期待できそうです。
現行アルファードを今買うことのデメリット
新型アルファードを今買うことのデメリットはすぐに旧型モデルになることですが、現行モデルがとても好きなら、大きなデメリットではないかもしれません。
また、最新技術が享受できないという不安もありますが、同じ記事で最新技術について触れていますので、我慢できる範囲かどうかはチェックしておきましょう。
燃費については、新エンジンに加えてプラットフォームやミッションの変更で今より良くなるのは間違いありません。
ただ、それが大きく後悔するほどのものになるかは情報収集して判断するしかないようです。
まとめ
「新型アルファードを待つべき」「現行アルファードを今買うべき」それぞれに十分な理由があります。
普通は新型がいいのですが、現行アルファードを上回る人気車になるかは不透明ですし、そうなると今のような高いリセールバリューが確保できないかもしれないのです。
もちろん、新型アルファ―ドには最新技術が投入されますが、そのぶん価格も高くなりますし、新しい技術は初期不良が生じやすいというデメリットがあります。
いろいろと悩ましいところですが、一番は印象ですので、現行アルファードがどれくらい好きなのか、新型が欲しいと思えるのか、じっくりと考えたいところですね。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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