アルファードの純正ホイールサイズは16、17、18インチです。
そして、インチアップするとなると、この17、18インチホイールサイズを知っておく必要があります。
また、オフセットを含めたホイールマッチングも重要です。
ここでは、アルファード17、18インチのホイールサイズと規格をまず確認します。
そのうえで、ホイールマッチングのポイントをオフセットを含めてチェックしておきましょう。
目次
アルファード 17、18インチのホイールサイズと規格
まず、アルファードの17、18インチのホイールサイズと規格をチェックしていきます。
あわせて、ホイールサイズと規格の見方も説明しておきます。
- アルファードの17、18インチのホイールサイズと規格
- アルファードのホイールサイズと規格の見方
アルファードの17、18インチのホイールサイズと規格
まず、アルファードの17、18インチの純正ホイールサイズと規格ですが、16インチも含めて確認しておきましょう。
区分 | X
X S (サイドリフトアップ) |
GF
Executive Lounge Executive Lounge S |
S
S"Cpackage" SC |
---|---|---|---|
リム径 | 16インチ | 17インチ | 18インチ |
リム幅 | 6.5J | 6.5J | 7.5J |
オフセット | +33mm | +33mm | +45 mm |
タイヤサイズ | 215/65R16 | 225/60R17 | 235/50R18 |
穴数 | 5 穴 | 5 穴 | 5 穴 |
PCD | 114.3mm | 114.3mm | 114.3mm |
ハブ径 | 60 mm | 60 mm | 60mm |
-
アルファードのホイールサイズと規格の見方
では、そんなアルファードのホイールサイズと規格の見方を説明しておきます。
ホイールサイズはホイールにこんなふうに記載してありますので、項目ごとに記載していきます。
- 説明に必要なので、ホイールというものの説明用の画像もお示ししておきます。
引用元:https://fyparts.jp/archives/882
リム径
「リム径」は画像のEで、タイヤ&ホイールを横から見たホイール部分の直径です。
タイヤがはまる部分のホイールの径=タイヤ内径でもあります。
リム幅
「リム幅」は画像のDで、タイヤがはまる部分の横幅です。
リム幅はインチで表しますが、1インチは25.4mmですから、他が同じならリム幅が1インチ広がるとホイール&タイヤは車体側と外側に12.7mmずつ大きくなっていきます。
オフセット
「オフセット」は画像のCで、ホイールの中心線(A)とディスク内面(B)との距離を言いますが、今では「インセット」というのが正式な名前です。
オフセットが小さいほどホイールと車体の取り付け面がホイールの内側に寄っていきますので、タイヤ&ホイールの位置は車体の外側に向かいます。
オフセットとリム幅はタイヤマッチングの上で重要なポイントになります。
穴数
ホイールを車体側のハブに止めるハブボルトの数で、ミニバンはたいていの場合5本です。
こればかりは違っていると取り付け不可能です。
P.C.D.
「P.C.D.」は画像のGで「ナット座ピッチ直径」という面倒くさい名前で、全てのハブボルトの中心を通る仮想円の直径なのですが、要するにハブボルトの間隔です。
これも違っていると取り付け不可能ですが、最近は少なくなりましたがマルチホイールという複数のP.C.Dや場合によっては穴数に対応したものもあります。
ハブ径
「ハブ径」は画像のIで、ホイールの中央にある穴のサイズのことです。
これはハブ中央の突起サイズに合っているので、純正のホイールよりハブ径の小さいホイールに交換することはできません。
大きい場合は一応は取り付け可能ですが、ピッタリのサイズでないとがたつきが出る場合があり、こんなときにはハブリングというパーツで調整することになります。
アルファードのホイールマッチングのポイント
アルファードのホイールマッチングのポイントを規格ごとに記載していきますが、基本的には総合的に判断すべきものです。
- アルファードのホイールマッチングで変更不可の部分
- アルファードのホイールマッチングにおけるホイール径
- アルファードのホイールマッチングにおけるリム径とオフセット
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アルファードのホイールマッチングで変更不可の部分
アルファードのホイールマッチングで変更不可の部分はハブボルトの穴数とP.C.Dで違うと装着すらできません。
またハブ径もできれば合わせた方がいいでしょう。
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アルファードのホイールマッチングにおけるホイール径
アルファードのホイールマッチングにおけるホイール径は小さい方は16インチまでで、それ以下はディスクローターやキャリパーなどブレーキ関連との干渉で装着不可です。
ただ、17インチ車も18インチ車も16インチにインチダウンでき、特にスタッドレスタイヤの装着時にはコスト面、雪上・氷上性能面で大きなメリットがあります。
大きい方のサイズは同じ程度のタイヤ外径で30扁平までという前提で22インチまでは可能ですし、装着事例もここまでなら見つかります。
しかし、22インチとなると16インチとはここまで違います。
215/65R16(6.5J+45) | 255/30R22(9.0J+38) |
- 22インチはローダウン、ツライチのようですが、ホイールの大きさとタイヤ部分の厚さが全然違いますね。
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アルファードのホイールマッチングにおけるリム径とオフセット
アルファードを通常リム幅でマッチングするなら難しくないのですが、幅広低扁平タイヤの装着にはリム幅が広いホイールが必要ですし、リム幅は広いほどカッコいいのです。
そうなると、タイヤハウスに収まるか、フェンダーからはみ出さないか、(タイヤの外側がフェンダーと同じ平面になること)にしたいとかいう問題が出てきます。
このため、ホイール&タイヤの位置や幅を決めるリム幅とオフセットのマッチングが極めて重要になるのです。
一応、目安としてリム径とオフセットの「適性」組み合わせをお示ししておきます。
リム径(タイヤ幅) | トレッド | 備考 |
---|---|---|
7.5J(225mm) | +20~+50 | +20でフロントはツライチ |
8.0J(235mm) | +25~+45 | +25でフロントはツライチ |
8.5J(245mm) | +30~+40 | +30でフロントはツライチ |
9.0J(255mm) | +35 | ほぼツライチ |
ざっくりした試算ですし、後輪のツライチにはもう5~6mm外側に出す必要があります。
いずれにしても、ホイールの形状やローダウン量などいろんな要因を考慮する必要があるので整備士さんとしっかりと相談しましょう。
まとめ
アルファード17、18インチホイールサイズとマッチングについて説明してきました。
極端なインチアップや幅広リム、ツライチを考えなければマッチングはそう難しくありません。
7.5Jくらいのリム幅でインチアップするぶんにはそうシビアなマッチングは必要ないので、Webで買ってもマッチしないということはまずないでしょう。
ただ、幅広リムを使ってツライチを考えるならシビアなマッチングが必要です。
間違えると車体と干渉したり、フェンダーからはみ出て車検不適合になるからです。
これを避ける意味でも、カスタム化に向けての整備士さんとの相談はしっかりしておきましょうね。
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既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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