アルファードの純正ホイールサイズは16インチと17インチです。
これを径の大きいホイール&タイヤに履き替えるのがインチアップですが、乗り心地には大きな影響が発生します。
そして、この乗り心地にはロードノイズとタイヤサイズが大きな影響を与えるのです。
ここでは、そんなアルファードを20インチにインチアップしたとき、乗り心地に影響するロードノイズとタイヤサイズについてチェックしておきます。
目次
アルファード20インチの乗り心地に影響するロードノイズ
まず、アルファード20インチの乗り心地に影響するロードノイズがどうなるかです。
アルファードは純正では215/65R16か225/65R17を履いています。
今どきのミニバンで扁平率65とか60というのはごく普通で、乗り心地を重視すればこの選択になります。
ただ、S"TYPE GOLD 2"は235/50R18と50扁平のタイヤを履いています。
ここでは20インチにインチアップという想定ですから、おそらく245/40R20あたりを履くものと思われます。
215/45R20でもいけますが、インチアップするのにこのタイヤ幅は無いでしょうし、むしろ同じか少し広いタイヤ幅で35扁平もあるかもしれません。
このようにインチアップすると扁平率が下がりますが、タイヤの変形が少なくなるかわりに路面情報はしっかり拾うようになります。
アルファードは遮音性が高く路面のノイズもかなり遮断しているのですが、インチアップ=低扁平率化によって車内へのロードノイズの侵入は拡大します。
アルファードは走行中もエンジン音やロードノイズを感じない静かな室内が大きなアドバンテージなのですが、確実にマイナスに働きます。
アルファード20インチの乗り心地に影響するタイヤサイズ
アルファードを20インチにインチアップする前提ですから、問題はタイヤの幅と扁平率です。
まず、タイヤ幅については一般的に狭いより広いほうが乗り心地がいいと言えるでしょう。
タイヤ幅が広いと路面のうねりやわだちにハンドルを取られることも、路面の凹凸に沈み込む可能性も少なくなるからです。
ただ、タイヤ幅が大きくなるということはリムからタイヤの接地面、いわゆるタイヤの高さも高くなるということです。
タイヤ外径は大きく変えられないので、同じリム径なら扁平率を下げることになります。
問題は20インチというリム幅で、仮に215mmという純正程度のタイヤ幅でも扁平率は45純正と比べればずいぶん低扁平タイヤになります。
低扁平になればなるほどタイヤの部分や、タイヤの中の空気の部分が減ってしまいますから、路面の凹凸を減衰するいう大事な機能が失われていきます。
つまり、タイヤの扁平率が低くなればなるほど乗り心地は確実に悪化しますし、それはタイヤ幅拡大に伴うプラス効果よりはるかに大きいのです。
路面の整備の悪い高速道路の走行等を考え、そして乗り心地を気にされるなら、扁平率は50くらいまでにとどめるのが賢明でしょう。
また、インチアップとローダウンをセットで行う場合も多いのですが、乗り心地はさらに悪化することは覚悟しておいたほうがいいでしょう。
まとめ
アルファードのインチアップは21インチは十分に可能ですし、22インチもできるようです。
ただ、そうなると扁平率は35とか30になりますので、乗り心地の面では最悪の選択になります。
そんなわけでインチアップするなら20インチが上限ですが、乗り心地を考えるなら、できるだけ扁平率の高いタイヤを選択した方がいいでしょう。
そして、タイヤ幅の影響は軽微ですが、幅が広いほうが乗り心地の面では有利に働きます。
アルファードはノーマルサイズのタイヤでサスペンションの設定が行われていますので、20インチまでインチアップするなら乗り心地の確実な悪化は覚悟しておきましょう。
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