アルファードではモデルチェンジ周期の真ん中あたりにビッグマイナーチェンジがあって、その前を前期、後を後期と呼んでいます。
このマイナーチェンジでは外観を少しだけリフレッシュするのですが、内装にも手を加えています。
ここでは、アルファード10系、20系、30系ごとに内装の違いや仕様変更かあるのかチェックしておきましょう。
目次
アルファード10系 前期後期 内装の違いや仕様変更はある?
まず、ここでは、アルファード10系の前期後期で内装の違いや仕様変更はあるかをチェックしていきましょう。
- 木目調パネルのカラー変更
- インパネのエアコンの吹き出し口の向きの変更
- 新タイプのオプティトロンメーター変更
木目調パネルのカラー変更
アルファード10系の前期後期では木目調パネルのカラーが違います。
アルファードG10系前期インテリア | アルファードG10系後期インテリア |
引用元:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_200205.pdf
http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardv-1/alphardv-1_200504.pdf
茶木目の前期型に比べて後期モデルでは色が薄くなっていますから印象はずいぶん違います。
インパネのエアコンの吹き出し口の向きの変更
アルファード10系の前期後期ではインパネのエアコンの吹き出し口の向きが違います。
アルファードG10系前期エアコン吹出口 | アルファードG10系エアコン吹出口 |
引用元:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_200205.pdf
http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardv-1/alphardv-1_200504.pdf
よく見ていただければ、エアコンの見えている部分のフィンが前期は横向き、後期は縦向きです。
新タイプのオプティトロンメーター変更
アルファード10系は前期後期ともオプティロンメーターですが、後期型は新タイプで、意匠も違います。
アルファードG10系前期メーター | アルファードG10系メーター |
引用元:http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardg-1/alphardg-1_200205.pdf
http://cdn.toyota-catalog.jp/catalog/pdf/alphardv-1/alphardv-1_200504.pdf
アルファード20系 前期後期 内装の違いや仕様変更はある?
次に、アルファード20系の前期後期で内装の違いや仕様変更はあるかをチェックしていきましょう。
- 木目調パネルのカラー変更
- スピードメーターのデザイン変更
- パノラミックビューモニターをオプション設定
- 先進装備も採用
木目調パネルのカラー変更
アルファード20系の前期後期でも木目調パネルのカラーを変えています。
アルファードG20系前期インテリア | アルファードG20系後期インテリア |
引用元:https://kuru-ma.com/alphard_koki/
20系前期ではS系が「赤木目調」、その他が「茶木目調」でした。
20系後期では「黒木目調」に変わっているということですが、茶色の地が薄くなって黒い模様が入っている印象です。
スピードメーターのデザイン変更
アルファード20系の前期後期ではメーターのデザインも変えています。
アルファードG20系前期メーター | アルファードG20系後期メーター |
引用元:https://ameblo.jp/yoshi1w/entry-12402615864.html
パノラミックビューモニターをオプション設定
アルファード20系後期ではやっとパノラミックビューモニターがオプション設定されました。
トヨタ初だそうです。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/560776/car/1714967/3306290/1/note.aspx#title
先進装備も採用
アルファード20系後期ではオートマチックハイビームや運転席オートスライドアウェイ、ナノイーなどの先進装備も採用されました。
運転席オートスライドアウェイは運転後に乗降する時に、運転席が後方にスライドし、乗降しやすくしてくれます。
しかも、エンジンを始動したら記憶しているドライビングポジションにセットしてくれるのです。
アルファード30系 前期後期 内装の違いや仕様変更はある?
最後に、アルファード30系の前期後期で内装の違いや仕様変更はあるかをチェックしていきましょう。
- シート表皮、色の変更
- 木目調パネルのカラー変更
- スピードメーターのデザイン変更
- ヘルプネットボタンの標準装備
シート表皮、色の変更
- アルファード30系後期では、エグゼティブラウンジ系のシート素材がより高品質の本革である「ナッパレザー」に変更されました。
また、エグゼティブラウンジ系のシート色はこれまでは黒しか選べませんでしたが白も選べるようになりました。
- 引用元:http://kspec-now.com/2017/12/29/3196/
- 前期ではなかったエアロボディの追加にあわせたとのことですが、確かにスポーティかつ上質なカラーですね。
ただ、このカラーは2020年1月の仕様変更で選べなくなりました。
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木目調パネルのカラー変更
- アルファード30系の後期でも定番の木目調パネルのカラー変更を行っています。
30系前期では最上級のエグゼクティブラウンジ系に「オリーブ・アッシュパール木目調」、標準ボディ用に「茶木目調」、エアロボディ用に「黒木目調」が用意されていました。
後期モデルでは、まずエグゼクティブラウンジではエアロボディに「シルバーウッド」、標準ボディに「ブラウンオリーブ・アッシュパール木目調」です。
そして、エアロボディは「メタルウッド」、標準ボディ専用は暗めの茶木目の「メタルブラウンウッド」と、何と4種類の木目調パネルが用意されるのです。
アルファードG30系前期インテリア | アルファードG30系後期インテリア |
写真はエアロボディのものですが、色が完全に変わっているので雰囲気も一変しています。
スピードメーターのデザイン変更
30系前期ではメーターは3種類でしたが、後期ではエグゼクティブラウンジ、ハイブリッド車、エアロボディ、標準ボディの4種類に変更されました。
引用元:http://kspec-now.com/2017/12/29/3196/
ヘルプネットボタンの標準装備
引用元:http://kspec-now.com/2017/12/29/3196/
フロントシートのマップランプが変更され、緊急時にハンズフリーで通話可能な赤い救急車風「ヘルプネット」スイッチ(のマーク部分)が全車標準装備されました。
エアバッグが作動した場合は、自動でセンターへ接続し、状況によって警察などへの通報もしてもらえるシステムです。
まとめ
アルファードでは10系、20系、30系とそれぞれの前期、後期モデルでは、必ず内装の木目調パネルの色が変わっています。
木目調パネルの変更はそうお金はかからないわりには車内の雰囲気が一変するのでマイナーチェンジにはぴったりなのでしょう。
その他、メーターパネルの変更も定石感がありますね。
あとは、様々な先進装備が新規投入あるいは標準装備化されますので、一般的に後期モデルの方が装備が充実される傾向があるようです。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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