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トヨタでちょっと大きめのミニバンを買おうとしたときに、悩むのはアルファードとヴォクシーあるいはノアの選択かもしれません。

 

その選択の決め手は、おそらく、子育てにはどちらがいいのかとか、維持費はどちらが安いのか、あるいは運転のしやすさはどうなのか、といったところでしょう。

 

ここでは、アルファードとヴォクシーで悩む方々のために、子育てや維持費、運転のしやすさなどの観点で、実際のところどうなのかをチェックしていきましょう。

目次

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アルファードとヴォクシー 子育てにはどちらが向いている?

 

まず、アルファードとヴォクシーでは子育てにはどちらが向いているかをチェックしていきます。

 

  1. 広さではアルファードが圧倒的だけどヴォクシーだって広い
  2. アルファ―ドには子育て向けの多彩なシートアレンジがある
  3. 乗降性は低床のヴォクシー

 

広さではアルファードが圧倒的だけどヴォクシーだって広い

 

アルファードとヴォクシーに現行モデルを比べると室内の広さはアルファ―ドが圧倒します。

 

何しろアルファードの全長はヴォクシーより245mmも長いですし、ヴォクシーもやっと3ナンバーになりましたが、全幅だってそのヴォクシーより120mmも大きいのです。

 

項目 室内長 室内幅 室内高
アルファ―ド 3210mm 1590mm 1400mm
ヴォクシー 2805mm 1470mm 1405mm

 

ヴォクシーは3ナンバー化の恩恵が室内幅にあまり効いてないとはいえ、子育てを考えても室内は十分広いのですが、それでもアルファ―ドには大きく見劣りします。

 

そんな中で、全高はアルファ―ドよりかなり低いヴォクシーの室内高がアルファ―ドを上回るのは低床化の恩恵なのでしょうね。

 

ただ、アルファードの場合は高級なシートの厚みがかなりのものなので、特に上位グレードに関しては数値ほどの広さの差は無いことは認識しておく必要があります。

 

アルファ―ドには子育て向けの多彩なシートアレンジがある

 

アルファードを買われる方の大多数は7人乗りを選ばれると思いますが、2列目は超ロングスライドないしはロングスライドです。

 

しかも助手席スーパーロングスライドシートにより助手席は1.1mもスライドするのです。

 

これはフルフラット化と助手席・セカンドシートのレールを直結した結果なのですが、この恩恵は子育て面でも受けることができるのです。

 

引用元:https://xn--30-dg4ad0rqc1hsf.com/naisou/alphard30kouki-naisou.html

 

画像は、「助手席前拡大モード」、「ダブルトライアングルモード」ですが、お子さんの顔を見ながら、あるいは横に座ってお世話ができるのです。

 

さすがにヴォクシーのシートアレンジではここまでのことはできません。

 

乗降性は低床のヴォクシー

 

子育てをするうえでは乗降性も重要ですが、大事なのはスライドドア開口部の高さです。

 

開口部の床面までの高さが低ければ小さなお子さんでも無理なく乗降できますし、これはお年寄りにも優しいのはいうまでもありません。

 

ヴォクシーは今回のフルモデルチェンジでTNGAに基づくGA-Cプラットフォームを採用していますが、低重心、低床化が図られています

 

一方のアルファードは次期モデルチェンジではTNGAのGA-Kプラットフォームが採用されるようですが、現行の新MCプラットフォームは古くはないものの低床ではありません。

 

このため、新型ヴォクシーのスライドドア開口部の地上高が380mmであるのに対し、現行アルファ―ドは450mmですから、ヴォクシーの優位は明らかです。

 

 

アルファードとヴォクシー 維持費はどう?

 

次に、アルファードとヴォクシーでは維持費はどの程度違うかをチェックしていきます。

 

  1. 維持費ではヴォクシーが圧倒
  2. アルファードvsヴォクシー  税金
  3. アルファードvsヴォクシー  ガソリン代

 

維持費ではヴォクシーが圧倒

 

維持費を正確に検討しようと思うときりがありません。

 

ここでは以下の条件でざっくりと比較していきます。

 

  • ハイブリッド車、ガソリン車で比較しガソリン車の4WDは除外
  • アルファ―ドは2トン超2.5トン未満、ヴォクシーは1.5トン超2トン未満とする
  • 年間走行距離は1万キロでガソリン価格は173.9円(2022年6月20日エネ庁)
  • 任意保険は車両保険以外は変わらないので比較しない(車両保険だけはアルファ―ドがかなり高い)
  • メンテナンス費用、バッテリー代も極端に変わらないので比較しない

この条件で比較した結果は以下のとおりで、詳細は事項以降で説明していきます。

 

項目 アルファ―ド ヴォクシー
ガソリン車 ハイブリッド ガソリン車 ハイブリッド
税金 57,500

(69,500)

57,500 47,000 47,000
ガソリン代 204,588

(217,375)

128,815 158,091 91,526
合計 262,088

(286,875)

186,315 205,091 138,526

単位:円

 

言うまでもなく維持費の面ではヴォクシーが、特にハイブリッドの数値は圧倒的ですが、要因のかなりの部分はガソリン代です。

 

アルファードvsヴォクシー  税金

 

アルファードとヴォクシーの税金は以下のとおりで、排気量と車体が軽い分ヴォクシーが安くなっています

 

項目 アルファ―ド ヴォクシー
ガソリン車 ハイブリッド ガソリン車 ハイブリッド
自動車税 45,000

(57,000)

45,000 36,000 36,000
重量税 12,500 12,500 10,000 10,000
合計 57,500

(69,500)

57,500 47,000 47,000

単位:円

重量税は1年分の負担ということで、車検時の支払額(2年分)×1/2を計上

 

アルファ―ドの税金については「アルファード3500ccの税金と2400cc2500ccとどれ位違う?」で詳しく書いているのでご覧ください。

 

ハイブリッドの場合は購入時の重量税が免除や半額減免になりますし、環境割も0~1%(ヴォクシーはいずれもゼロ)になりますが、3年後の車検では減免はありません。

 

自動車税のグリーン税制もハイブリッド車は対象にならなくなっていますので、ガソリン車もハイブリッド車も同じです。

 

このため、毎年払う税金の額ではアルファ―ドとヴォクシー、あるいはガソリン車とハイブリッド車でも極端な差は無くなっているのです。

 

アルファードvsヴォクシー  ガソリン代

 

アルファードとヴォクシーのガソリン代は年間1万キロ走行、ガソリン価格は173.9円(2022年6月20日エネ庁)で試算すると以下のとおりです。

 

項目 アルファ―ド ヴォクシー
ガソリン車 ハイブリッド ガソリン車 ハイブリッド
WLTCモード燃費 10.6~10.8

(9.9~10.2)

14.8 15.0 23.0
実燃費 8~9

(7.5~8.5)

13~14 10.5~11.5 18.5~19.5
ガソリン代 204,588

(217,375)

128,815 158,091 91,526

燃費は単位:km/L ガソリン代は単位:円

ガソリン車は2WDで、アルファードは2.5L車(()書きは3.5L車)

 

今回のモデルチェンジでヴォクシーはさらに燃費を向上させていますので、ガソリン代の面ではアルファ―ドを圧倒しています。

 

 

アルファードとヴォクシー 運転のしやすさはどう?

 

アルファードとヴォクシーの運転のしやすさを左右する指標をいくつかあげておきましょう。

 

項目 アルファ―ド ヴォクシー
全長 4935~4950mm 4695mm
全幅 1850mm 1730mm
全高 1935~1950mm 1895mm
ホイールベース 3000mm 2850mm
最小回転半径 5.6~5・8m 5.5m

 

全長の長さは取り回しの悪さにつながりそうなものですが、取り回しで大事なのは最小回転半径です。

 

アルファ―ドの場合はハイブリッドは5.6mとこのクラスにしては取り回しがいいのですがガソリン車の大部分は5.8mですから明らかに小回りは効きません

 

全幅もかなりのものなので、狭い路地や余裕のない駐車場では苦労するかもしれません。

 

そのかわりホイールベースは3000mmと巨大なので、走行安定性や乗り心地は一枚も二枚も上で、遠乗りなどをするとドライバーの疲れ具合はかなり違うはずです。

 

だから、狭い道をちょい乗りすることが多いのならヴォクシー駐車場事情が良く、ロングドライブが多いならアルファ―ドでしょうか。

 

 

アルファードとヴォクシー リセールバリューはどう?

 

アルファ―ドとヴォクシーハイブリッドの3年後の残価率は55%程度ですが、ヴォクシーのガソリンエンジン車は少しこれを下回るようです。

 

一方、アルファードの5年後の残価率が39%なのに対して、ヴォクシーは40%台前半と言われていますから、ヴォクシーの評価はなかなかといえます。

 

ただ、アルファードの場合は海外、それも東南アジアの人気が高く、3年落ちのリセールバリューは残価率を大きく上回っています

 

特に人気グレードに人気装備となると購入価格を超える場合もあると言いますが、これはヴォクシーには絶対に無い現象です。

 

モデル末期で、「アルファードのリセール崩壊で値崩れが止まらない?理由は何?」に書いたようにリセールが崩壊する可能性はあります。

 

ただ、それでも現時点でのアルファ―ドのリセールの高さ、それも3年落ちの高値安定は大きなアドバンテージです。

 

 

まとめ

 

お金に余裕があるなら、ほとんどのことに余裕をもって対応できるアルファードの優位性は揺るがないでしょう。

 

ただ、ここでは敢えて比較はしていませんが、購入価格はずいぶん差がありますし、任意保険も差がないとはいえ、車両保険は料率クラスが大きく違います。

 

もし、無理してローンで買うなら、「アルファードを見栄っ張りで無理して買って貧乏にならないためには?」に書いたように返済と維持費で首が回らなくなるかもしれません。

 

アルファ―ドは確かにいい車ですが、ヴォクシーだって悪くありません。

 

よく検討して、「アルファード貧乏」にだけはならないように気をつけましょう。

アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!

 

いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。

 

アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。

 

待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。

 

でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。

 

現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。

 

既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。

 

>> フルモデルチェンジ直後のアルファードでも限界値引きから更に安く購入する方法を確認する!

 

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