アルファードは大きな車で、キャンプにも向いていますが、本格的に、しかも頻繁にキャンプをするとなるとキャンピングカーという選択肢もあるでしょう。
キャンピングカーといっても本格的なキャンピングカーから、車内を車中泊仕様にした程度のものもあります。
ここでは、ポップアップルーフを装着した、普通の方でも手を出せそうなキャンピングカーを前提に考えていきます。
そして、アルファードのキャンピングカーへの改造費用がどれくらいかかるのか、中古購入価格どっちがお得かをチェックしていきます。
目次
アルファードのキャンピングカーと改造費用
まず、アルファードのキャンピングカー仕様にはどのようなものが必要かを確認し、改造費用をチェックしておきます。
- アルファードのキャンピングカーに必要なもの
- アルファードのキャンピングカーへの改造費用
アルファードのキャンピングカーに必要なもの
アルファーをキャンピングカーに改造するなら、以下の装備は最低限欲しいところです。
- ベッド
- 電源
- 冷蔵庫
- 車内で家電製品を使うためのサブバッテリー
- 安定的な電源(ソーラーパネル、外部電源、自家発等)
本当はキッチンやシャワー、トイレも欲しいところですが、それを言うと本格的なキャンピングカーが必要になってきます。
引用元:https://car.biglobe.ne.jp/used_car/detail-pub-700040301030210424001/
これはハイエースバンベースの本格的なキャンピングカーで、アルファードだってここまですれば完璧なのですが、ここではそこまでは考えないことにします。
ただ、ベッドについては、家族でのキャンプを前提にすれば大人4人がゆったりと眠れるベッドが欲しいところです。
アルファードのシートはフルフラットにしても完全に平らではありません。
また、どう考えても4人も寝ることはできないのです。
となると、ここで必要になってくるのは「ポップアップルーフ」、そして「アッパーベッド」の設置です。
ポップアップルーフについては随分前にマツダボンゴフレンディが装備していて、当時はずいぶん話題になりました。
引用元:https://bestcarweb.jp/news/entame/199701
電源については、アルファードにはハイブリッドなら100V1500Wのアクセサリーコンセントがありますが、ガソリン車は100V100Wなので少し検討が必要です。
また、エンジンを常時かけておくわけにはいきませんので、何らかの電源確保も必要になってきます。
アルファードのキャンピングカーへの改造費用
アルファードのキャンピングカーへの改造費用は「どこまですするか」で変わってきます。
ポップアップルーフを設置する場合
アルファードをポップアップルーフ付きのキャンピングカーに改造する場合、一番お金がかかるのは「ポップアップルーフ」と「アッパーベッド」です。
本体+取り付け工賃でざっと100万円程度ですが、80万円程度で改造できたという情報もありますので、情報収集してみてください。
ちなみに、車検上の構造変更の手続きが必要となりまが、先ほどいった100万円にはこの経費も含まれると思ってください。
これに、フルフラットを平らにするための「アンダーベッド」やエンジン停止時のサブバッテリー、ソーラーパネル、外部電源を加えると60万円かかります。
また、ガソリン車の場合1500W電源が必要なのでプラス10万円程度は必要になってきます。
ということで、およそ160~170万円の改造費用といったところでしょうか。
ポップアップルーフを設置しない場合
ポップアップルーフを設置しない場合はかなり経費を抑えることができます。
これは、価格を抑えたキャンピングカーを提供している「OUT」の施工例ですが、税別なんと68万円だそうです。
横向き大型ソファにフルフラットベッドキットが装備され、高効率走行充電器、大容量ディープサイクルサブバッテリー、100V正弦波インバーターなど電源面でも万全です。
地デジ視聴可のDVDプレーヤー内蔵19インチ液晶テレビに度LED照明、USBポート、100Vコンセント2口、5L給排水タンク付きの水道シンクと生活インフラも完備です。
そして、8ナンバーも取得してくれるようです。
アルファードのキャンピングカー 中古購入価格どっちがお得?
アルファードのキャンピングカー 中古購入価格どっちがお得かをチェックしていきます。
- アルファードのキャンピングカー 中古は安いけど玉数が少ない
- アルファードのキャンピングカー 専門メーカーのリノベーションも
アルファードのキャンピングカー 中古は安いけど玉数が少ない
アルファードのキャンピングカー改造には、ポップアップルーフを付ければおよそ160~170万円の改造費用がかかりますが、中古購入価格とどっちがお得でしょうか。
ということで、アルファードのキャンピングカー仕様はずいぶん探したのですが、ほとんど見つかりませんでした。
見つかったのはこの車だけで、2004年式と古く、走行距離も22.3万kmときています。
引用元:https://www.goo-net.com/usedcar/spread/goo/17/700100192230191104001.html
ただ、ポップアップルーフに加え、可倒式ソファーベット、コンロ、流し、アッパーベット、サブバッテリー、冷蔵庫を装備して、98万円ですから安いと言えば安いです。
一般的には中古車では、キャンピングカーは改造費用を考えるとたいていの場合非常にお得です。
ただ、タマ数が少ないので巡り合えるかどうかは確証はありません。
できることは、粘り強く探すことだけです。
アルファードのキャンピングカー 専門メーカーのリノベーションも
実はアルファードのキャンピングカーには専門メーカーのリノベーションもあるのです。
ここで例示するのはリノベーションによるキャンピングカーの提供を行っている「M’S ART」ですが、ここでは旧型アルファ―ドを使ったリノベーションも行っています。
この写真がそうなのですが、初期型のアルファードがベースなので、リノベーションしたこの車も100万円以下だといいます。
これにサブバッテリーなどの電源関係のオプションを装着してもかなり安く手に入りそうです。
引用元:https://msart-net.jp/alphard-campingcar/
これは過去の施工事例ですが、24年式のアルファードの車体+施工費で184.8万円
(諸費用・オプション別途)だとのことでした。
引用元:https://msart-net.jp/custom_car/%e5%b9%b3%e6%88%9024%e5%b9%b4%e5%bc%8f-%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%83%95%e3%82%a1%e3%83%bc%e3%83%89-%e3%83%aa%e3%83%8e%e3%83%99%e3%83%bc%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3-%e3%82%ad%e3%83%a3%e3%83%b3%e3%83%94/
まとめ
アルファードはどちらかというと優雅に乗る車なので、キャンピングカーへの改造はそう多くありません。
むしろ、フルサイズワゴンである「グランエース」の方が向いているのかもしれませんし、事実改造事例も豊富です。
しかし、ポップアップルーフの装着などはアルファードの端正な外観を損ないませんし、改造例が少ないだけにカスタム化の効果も大きいかもしれません。
ただ、車体を切る高価な改造だけに、自分が求めるようなものになるかどうかは重要です。
施工を決断する前に、他の車種でも構いませんから、施工例をしっかり確認されることをおすすめします。
アルファードを限界値引きから更に安く購入する方法!
いつか、いつかと発売が待望されていいた新型アルファード(40系)が発売開始されてかた半年が経過しました。
アルファードといえば、前モデルである30系はモデル末期になっても人気が落ちることがなく、納期も半導体不足やコロナ禍もあり長期化を余儀なくされていました。
待ちに待った新型アルファードの誕生ですが、当然のことながら値引き額は大幅に縮小されています。
でも、これからお伝えすることをご確認頂くと、フルモデルチェンジ直後でも限界値引きから大幅に安く購入することができると思います。
現在アルファードのオーナーさんで新型アルファードの購入を考えているも多いと思いますが、くれぐれもメーカーでの下取りはしないでください。
既にご存じかもしれませんが、知らないと損することになるので下記の記事に一度目を通してみてください。
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